KOSHIN学院の授業を受けて成績があがらない方がおかしいと思うのです。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
しかーし!
これには条件があります。
- 私に指導されたことをちゃんとやること。きちんとやること。
- 本気で成績をあげたいと思うこと。毎日塾に来ること。
これだけです。
少しばかり高圧的な言い方で恐縮なんですけどね、私の授業のノウハウってほぼ90%以上「卒業生から学んだこと」なんですね。
- こうやったら生徒ができるようになった。
- こんなやり方じゃ通用しなかった。
- ここはこうした方が良かった。あんなことしなければ良かった。
そういう経験の積み重ねの元に、現在の指導方法が確立してきたのです。
ですから、私に指導されたことを「心から納得して、全て実行することができたら」絶対に成績はあがります。というよりもあがらない方がおかしいと思います。
当塾で勉強だけしていれば良いならそれも可能ですが・・・
実際には毎日「学校」に行くわけですし、部活やら習い事などもあるでしょう。
そういう中で、私が要求したことを全てこなすというのは、生身の人間には厳しいですよ。
※大量の宿題や課題を与えるということではありません。あくまで精神的な話です。
いくら「若い子達」と言っても、炎天下で部活をした後に「私が要求する全てのことを完璧にこなす」のは不可能でしょう。
ですから「どこまで要求するのか」という判断が、これまた難しいんです。
これは何年塾の先生をしていても難しい判断です。人間って疲れがたまり過ぎると正常な判断ができなくなってしまうことがありますから、ただ厳しく指導すれば良いというものでもありませんよね。
「できるだけ」という言葉は付くけれど
しかーし!
生徒が疲れているからと言って、回復を待っていたのでは、それこそ入試が終わってしまいます。
ですから「生徒達の顔色」をつぶさに観察して、生徒達が「自発的に頑張れるような環境」を用意してあげることが「オトナの責任」なのだと思います。
たまに「本人がやる気ないから塾は行かせない」という保護者の方がいらっしゃいます。
でも、本当にそれで良いのでしょうか?
やる気って待ってれば出てくるものなのでしょうか?
無論無理矢理引きずってでも塾に連れて来いなんて野暮なことを言うつもりはありません。
しかーし!
少しずつ「きっかけ作り」「働きかけ」をしなければなりません。
植物は種を植えて、お水や日光を与えなければ成長できません。
小中学生だって同じだと思うのです。
親が子どもを勉強するように誘導しなければ、子どもから自発的に勉強するなんてありえません。
ではどうしたら良いのでしょうか?
家庭の中での会話を増やすことです。
「スペインってどこにあるんだろうねぇ?」と言って、地球儀を家族みんなで見てみる。
「卵って何度で煮えるんだろうか?」と温度計で温度を測りながら子ども達に問いかけてみる。
これら全てが上手くいくとは限りませんが、あなたのお子さんが興味を示すようなものを探り続けることが大切なんじゃないでしょうか。
親がずっとスマホやテレビを見ていて、子どもには「うるせーな!あっちで勉強してこい!」なんて言ってるようじゃ親失格ですよ。
生徒に実際にやらせてみる。それをしっかり見ている!
KOSHIN学院の授業では、例えば
That beatiful house was made by Japanese famaous carpenters.
という文章を疑問文にしなさいという問題があったとします。
英語が苦手な生徒は、先生に「答えだけ」教わろうとします。
しかし私は答えを教える前に、次のことをすべて自分でやってもらいます。
- 意味が分からない単語は全て調べる。
- なぜwas madeになっているのか理由を調べさせる。
※受動態を理解しているかチェックするわけです。
be動詞+過去分詞というあれです。
そこまで調べてきても分からなかった時にのみ、ちゃんと教えてあげます。
なぜならば、その方が生徒の頭の中にこの文章が定着するし、受動態とは何かと深く考えるからです。
まず自分のチカラでやってみて、それでもどうしてもダメな時にのみ教えてあげるんです。
だ・か・ら!
全くやる気のない生徒は、KOSHIN学院では指導できないのです。
だって、「まず自分でやったごらん♪」と言っても、全くやる気のない子は面倒くさがってやろうともしませんから。
やる気があるなら成績は問わない理由
生まれて初めて「自転車に乗れるようになった時」のことを思いだしてください。
最初は怖いし、怪我するのもいやだと渋っている子もいますよね。親に言われて仕方なしに練習する子もいます。
でも、いざ乗れるようになると、親が心配するほど遠くまで自転車で出かけるようになります。
そのうちには、自転車のパンク修理まで自分でやるようになる子も出てきます。
※親が教えなくてもです。
親がパンク修理できなくても、自転車屋さんがパンク修理しているのをみて「これならボクにもできそうだ!」と思って、実際に真似してみたら本当にできるようになっちゃった。
さらに高校生になる頃には、友達や先生の自転車までパンク修理してあげられるほどになった。
実はそれは私です!
自転車屋と知り合いになるという「きっかけ」が、私を成長させてくれたんです。
学習塾って、「自転車」で通塾してくる子が多いんですけどね、たまに通塾の途中で自転車が壊れちゃったりすることがあるんです。
そんな時に私がチャチャっと修理してあげると、生徒達はびっくり仰天、私のことを見直してくれるんです。
私の手に負えないような難しい修理となると、卒業生でバイク屋をやっている子がいるので、彼を呼ぶとすぐに修理しに来てくれます。
勉強って自転車に似てるかもしれませんね。
私は子どもの頃から機械いじりは、あまり好きではなかったのですけど、自転車屋のオヤジさんとの出会いで、かなり人生が変わりました。
学習塾の先生と出会ったおかげで、勉強が好きになって頑張り始めたなんていう話は、日本中あちこちであります。
人間って、出会った人で大きく人生が変わります!
私も生徒の皆さんにとって、そんな「オトナ」でありたいと思っています。
それでは今日はこの辺で。また明日!