どの塾でもそうでしょうが、お勉強できるようになりたいと思って入ります。最初は塾の先生に言われたことを一生懸命やってみようとするのですが・・・
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
せっかく入った学習塾ですが、今までのように家で遊んでいる訳にはいきません。もっとも家で遊んでいて良いよなんていう塾なら通わない方が良いですよね(笑)。
そうなんです! お勉強は難しいのです。
何度も繰り返しますが「電子レンジでちーん!」という訳にはいきません。
昨日も書きましたが、成績がよくない生徒に共通していることは・・
イヤだイヤだオーラが全開! 自分で考えないですぐに教えてもらおうとする!
なんですよね。
こういう生徒は、生半可なことではドロドロにこびりついた悪習慣を取り除くことはできません。
ドロドロにこびりついた悪習慣を持つ生徒は、長い年月をかけてドロドロになっちゃったわけですから、そう簡単にはスッキリとはなりません。
ここで本日のその時がやってきます!
- せっかくできるようになりかけてきたのに、また元の木阿弥に戻ろうとしてしまう生徒。
- できなくて悔し涙を流しながらも、この壁をヒッシで乗り越えようとする生徒。
まさにここが天下分け目の関ヶ原です!
ここで親の姿勢が問われます!
お母さんは、あなたのお子さんをどうしたいのですか?
- 少々苦しいことがあっても、自分のチカラで乗り越えて行かれる子どもにしたいのですか?
- それともツライ思いは可哀想だから手元においておきたいのですか?
お母様が「前者」の立場であるならば、子どもが泣き言を言ってきても「それがどうした?」と平然としていてください。
お勉強はできるようになりかけの時が一番ツライのですから!
私は「こんな顔」をしていますが、4歳から大学生の時までずっとピアノを習っていました。
途中でブルグミューラという本があるのですが、その中の4番「ステリアの女」という曲がどうしても弾けませんでした。
※右手と左手が交差する初めての曲だったのです。
あまりにもできなくて、結局弾けるようになるまでに3ヶ月も掛かってしまいました。
さすがに、私の母も「この子にはピアノは向いてない。やめさせようか」と思ったそうです。
でも当時まだ音大を卒業したばかりの若いお姉さん先生が、「ぜったいにあきらめないで! あっちゃん、絶対に弾けるようになるから!」と母を説得してくれたのだそうです。
結局周りの子よりは随分時間が掛かりましたが、私も「ステリアの女」を弾けるようになりました。
※この曲ならいまでも暗譜で弾けますよ!
ですから私にとって「ブルグミューラ第四番」は天下分け目の関ヶ原だったのかも知れません。
その時のピアノの先生と、母に感謝しています。
習い事(含む勉強)はあきらめがわるいくらいで丁度良いのです。
親が簡単にあきらめてしまうようでは、子どもは成長できませんよ!
もうちょっと頑張ってみよう! あきらめたら終わりだよ!
ここを越えれば、また先が見えてきますよ!
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒に本気で実力をつけてもらう学習塾です!】