KOSHIN学院も設立当初は、すさまじい進学実績を誇った時期もありました。ただそんな時に『なんとも言えない違和感』が私を襲いました。確かに合格した生徒は良かったのですが、お勉強について来られなくなったせいとがひとりふたりと退塾していきました。せっかく喜んでKOSHIN学院に来てくれたのに、成績上位の生徒に照準を合わせざるを得ない授業スタイル(学校のような一斉授業)では、平均点くらいより下の生徒は救ってあげられませんでした・・・
【動画】行きたい高校に合格してくれれば最高
生徒どうしを競争させるのは好きではない、その理由とは?
競争のメリットとデメリット
競争には、モチベーションの向上や目標達成のための刺激になるというメリットがあります。しかし、一方で以下のようなデメリットも存在します。
- ストレスの増加:競争が過度になると、生徒にプレッシャーを与え、ストレスを感じさせることがあります。
- 自己評価の低下:競争に負けることで、自己評価が低くなり、自信を失う生徒もいます。
- 協力の欠如:競争が強調されると、仲間同士で助け合うことが少なくなり、協力の精神が育ちにくくなります。
協力とサポートの重要性
私は、生徒どうしを競争させるよりも、協力とサポートの精神を育むことが重要だと考えています。協力することで、以下のような効果が期待できます。
- 学習意欲の向上:お互いに助け合うことで、学習意欲が高まり、理解も深まります。
- 安心感の提供:競争が少ない環境では、生徒たちは安心して学ぶことができ、自分のペースで成長できます。
成績の良い生徒だけが生徒ではない
学業成績だけが生徒を評価する唯一の基準ではありません。生徒一人ひとりには、それぞれ異なる才能や興味、強みがあります。
- 芸術的な才能:絵を描くことや音楽を演奏することが得意な生徒もいます。
- スポーツの才能:運動能力に優れ、チームのリーダーシップを発揮する生徒もいます。
- 社会的スキル:友達との協力やコミュニケーションに優れた生徒もいます。
人間としての成長を重視
学業成績だけにとらわれず、人間としての成長を重視することが大切です。
- 責任感:自分の行動に責任を持ち、周囲に貢献する姿勢を育てます。
- 共感力:他人の気持ちを理解し、共感する能力を養います。
- 創造力:新しいアイデアや視点を持ち、それを実現する力を育てます。
成績の良い生徒だけが評価される時代は終わりました。生徒一人ひとりの多様な才能や強みを認め、全体的な成長を支える教育が求められています。
生徒どうしを競争させることには、確かに一部のメリットもありますが、私はそれよりも『生徒の皆さんが楽しくのびのびと、しかし一生懸命に頑張る』ことを望んでいます。
商売的には競争を煽って、何かと費用を徴収するのが良いのかも知れませんが、それよりも『生徒の皆さんの生き生きとした笑顔』を大切にしたいのです。
ですから高校進学も、『自分の好きな高校に進学してくれれば最高』だと思っています。塾の名誉のためにハイレベルな高校を受験させるようなことは絶対にしたくありません。
生徒たちが安心して学べる学習塾であり続けたい!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】
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