前々から不思議に思っていることがあります。小学校の近くを通ると明らかに「茶髪」に染めている生徒を見かけます。しかし中学では全面禁止です。なんででしょうか?
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
私が幼い頃ビートルズやグループサウンズの影響で、エレキギターやロン毛や茶髪が日本に出回り始めました。当時の若者は競うようにロン毛や茶髪を取り入れ始めました。
私も中学生の頃は「沢田研二」に憧れて、髪の毛を伸ばしてみたいとも思ったのですが、男子は「耳に髪の毛がかぶさった」らダメ! という鬼のような校則があって、言うことを聞かないと強制的にバリカンで坊主にされました。
中学校側もかなり厳しく取り締まったのですが、法の目をかいくぐるように「リーゼント」などのヘアスタイルをしてくる人もいました。
当時は髪の毛が耳に掛かると「不良」というレッテルを貼られました。
あれから40年!
さすがに現在の中学校ではそこまで厳しくはないようですが・・・。
私が理解できないのは
中学生は茶髪禁止にするという校則そのものには何の疑問もありません。集団にはルールやTPOは必要ですから。
もっとも私も15年ほど間に「塾長なのに茶髪」にしてみたことがありましたけど。結局「似合わない」のでやめました(笑)
ただ解せないのは「学校という場ではいけません!」というならば、「小学校もダメでしょう!」「高校だってダメだよね!」ということなのです。もちろん「先生だってダメ」ですよね?
中学校で禁止なら、小学校でも幼稚園でも茶髪はだめですよね?
もし学校の先生がこのブログを読んでくださったら理由を聞いてみたいです。
※茶髪を推奨しているわけではありません。
ダメならダメで統一してあげた方が、生徒達に伝わるんじゃないかな?
生徒達は教師や親をちゃんと見てる
私は生徒の皆さんに対して「ダメなものはダメ!」と終始一貫してお話ししています。
成績が良いからとか親が国会議員だからとか言ってもダメなものはダメです。
そのようにしていると、生徒達は素直に受け容れてくれます。
「そうなんだ! KOSHIN学院ではそういうことをしたらいけないんなだ!」
例えば
- 塾を無断で欠席する。
- 勉強をしているフリをする。
- 塾の帰りに寄り道をする。
- 落書きをする。
などです。私はあまり生徒を「規則で縛り付ける」のは好きではないので、ルールはこれくらいです。
※細かい塾規則は一応ありますが、良くも悪くも個人塾なのである程度臨機応変にしています。
指示がバラバラなのはいけません。
私の嫌いな言葉に「今時の若い者は・・・」という言葉があります。
今時の若者にも良い子がたくさんいますよ!
KOSHIN学院の生徒は、本当にみんな良い子です。
ちゃんと納得するように叱ってあげれば、それを一生懸命に守ろうと努力してくれます。
私が若い頃にやらかした大失敗は、成績の良いA子ちゃんは叱らないで、成績の悪いB子ちゃんだけ叱ってしまったことです。
結局A子ちゃんにもB子ちゃんにも、その周りの生徒達みんなからも反感をかってしまいました。
私の中に変な依怙贔屓(えこひいき)があったんですね。本当に申し訳ないことをしてしまいました。
それ以来「ダメなものはダメ!」とキッチリ統一しています。
※これって意外と難しいことなんですよ!
ところでどうして茶髪はいけないのでしょうか?
私の考える理由は次の二つです。
- 規則で禁止されているから。
- 世の中にはTPOというものがあるから。
1番目の「規則で決まっていることを無視」して良ければ、クルマの運転だって無制限の速度超過で走っても良いことになってしまうし、犯罪を犯しても処罰されないことになってしまいます。ですからルールは守らなければなりません。
2番目の「TPO」(Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合。Opportunityと使われることもある)の頭文字をとって、「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け」を意味する和製英語。)を無視するとやはり世の中のルールが狂ってしまいます。
そのように生徒の皆さんに「全学校」がお話しすれば良いものを、小学校では注意されずに中学校では禁止というのはおかしいですよね。
※大学生の頃茶髪のロン毛にしてた時期がありましたがσ(^_^;)アセアセ…
私は特に茶髪が良いとか悪いとかを論議するつもりはありません。
ただ、生徒達には「きちんと統一した基準を示してあげて欲しい」なと思っただけです。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒に明確な基準を示す学習塾です!】