昨今新聞等でいろいろ議論されていますね。教科書のデジタル化のことです。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
なんか議論がずれてる気がします。デジタルにした時のコストの問題や生徒の健康がどうのこうのってね。
本当に良いものなら「やっちゃえ日産!」だと思うのです。
※矢沢さんパクりました。ごめんなさい。
コスト云々(うんぬん)言うなら他にもっと税金の無駄遣いをしているだろうし。生徒の健康云々言うなら、学生は全員スマホ禁止にすれば良いんですけどね。
これって「紙の辞書」と「電子辞書」の違いみたいなものじゃないのかな。
KOSHIN学院には密かにプロジェクター導入計画があるし、プロジェクターではなく電子黒板にしようか説もあります。
※この問題は前向きに検討致します(国会みたい)。
どちらが良いという話ではなくて
どっちも良いという話なんだよね。
紙にもデジタルにもそれぞれの良さがあるのです。それぞれの良さを生かした授業をすれば良いだけの話しなんです。
実は私が中3の時に、当時にしてはハイテクなマシーンを使って授業をしていた学校の先生がいました。
「オーバーヘッド」って言ってました。
要するに今で言えば「プロジェクター」の前身みたいな感じです。
その先生はオーバーヘッドのことをものすごく自慢していましたが、肝心な「授業」は全く面白くありませんでした。
しかも「何を言ってるのかサッパリ分からない」のでした。
※その先生を攻撃したいのではありません。当時はそのハイテクなマシーンを使いこなす術がなかったのでした。使い方を教えられる人もいなかったのでした。
つまり何を言いたいかと申しますと、所詮「指導力の問題」っていうことです。
デジタル教科書を導入した時に、使い方を教員に指導できる先生が何人いるのでしょうか。
まさか勝手にやってチョーダイじゃないですよね?
私が今でも一斉授業をしていれば、間違いなくプロジェクターとか電子黒板は使いまくります。いろいろいじっちゃうんだから(笑)
大変便利ですし、既成の概念を覆すことも可能なんじゃないかな。
デジタルを使ったら、他塾の生徒と同時にインターネットで画像をつないで会話してみるなんていうこともできます。
上手やれば常に外人と直接会話しながら英語の勉強なんてことも可能です。
学習塾の場合ですと、特に若い塾長先生達はとっくにこうした便利な道具を使って授業をしています。
※うちは個別指導なので、パワーポイントよりiPadが便利なのです。
そう! 「道具」なんですよ。 道具って場面によって使い分けるでしょ? それと同じことなのです。
問題を解くなら「紙」。 写真や動画を見せたいなら「デジタル」。
どう使い分けるかが大切なんです。
デジタルに頼りすぎるのも問題
以前KOSHIN学院でも「パソコン」を使った授業を取り入れてみたことがありました。
結論から言うと見事に失敗しました。
理由は簡単で、私がパソコンの中に入っている全ての問題を把握しきれなかったことでした。
パソコンの中の問題を全て把握し、的確に生徒に使わせる能力がある先生が指導していれば、全然変わったものになっていたでしょう。
しかーし!
どうも最近は「某大手予備校の授業を映像で見せるだけの塾」なんかが多くてですね、しかもそんなんで月謝取ってるわけ。
そんな授業でも成績があがる子もいるでしょうが、ほとんど無駄な月謝だと思います。
そもそもそんなんで勉強してくれるなら私みたいな先生は地球から滅亡しますから(笑)
特に中学生を指導するときに大切なのは、生徒の心をガッチリ掴(つか)んじゃうことなのです!
映像の授業で生徒の心をつかめる先生なんて存在するのでしょうか?
生徒の心をがっちりつかめるスキルのある先生が、こうしたデジタルなものを使えば、それは良い授業になるでしょう。
もう一度繰り返します!
紙の方が良い場合と、デジタルの方が良い場合があるのです。その使い方を考えましょうね! お役人様方!
そのためには「現場の意見」を良~く聞くことが大切です。
「塾教材専門店」は、「塾の先生の現場の意見」をものすごく大切にして、新しい商品を開発しています。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、デジタルにもアナログにも強い学習塾です!】