「君は勉強がすごく遅れてるから、もっと塾に来なさい!」というと、ほとんどの子が「部活があるから来られません」と答えてきます。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
おかしいなぁ。「部活があるから」と言ってる生徒のほとんどが部活もさぼってるんだよね。
それで何をしているかと言えば「スマホでゲーム」ですよ。
どうして親が許しているのか不思議ですよ。
勉強を全て終わらせてからゲームなら良いと思います。もっとも私はゲームは「するもの」じゃなくて「作って売るもの」だと思っていますが。やらされてる感満載だもん。
しかーし!
- 塾には「部活があるから」と言って休んだり、補習に来なかったり。
- 学校には「塾があるから」と言って部活をさぼったり。
「教育は根性論じゃない」と、どっかのオカマキャラの教育評論家さんが言ってましたけどね、あんた何も分かってないじゃん!
だってさ、「受験勉強」なんて大変に決まってるじゃん!
なんでも大変なことや、イヤなことから逃げ回っててさ、それで「高校に行きたい」とか「大学行きたい」とかさ、ちゃんちゃらおかしくて、へそで茶が沸きそうですよ。
うちから高校行った生徒達なんか、「もうこれ以上できない!」というくらい頑張って高校合格しているのです。
一生懸命頑張って合格した高校だから、みんな高校が楽しいと言ってくれてるのです。
「これじゃ成績がひどすぎて高校に行けないから補習をやる」と言ってるのに逃げ回るならさ、はっきり言っちゃうけど塾なんか行かなければ良いと思うんだよね。
いつも書いてるけど、高校なんか行かなくたって立派に働いている人はたくさんいるんだから。
今日中3の女の子とこんな会話をしました。
- 塾長:「そんなに勉強するのがイヤなら塾なんかいかなければ良いのにね~♪」
- 生徒:「アタシもそう思う~!。アタシだってこう見えても一生懸命頑張っているんだから~!」
- 塾長:「そうだよね! 本当によく頑張るようになったね。見違えるほどだよ♪素晴らしっ!」
- 生徒:「わぁ~い♥。随分叱られたけど(笑)」
- 塾長:「そんなに叱ってないよ~(笑)。優しいお兄さんじゃん(笑)」
そこで生徒からびっくり発言!
- 生徒:「でも塾長に勉強の仕方を注意されたとき、本当にそうだと思ったの。アタシ教科書の内容をノートに写してだけだったもん。塾長が叱るのは当然だと思った。」
この生徒は最近目に見えて成績があがり出したんです。
会話はさらに続きました。
- 塾長:「実は生徒を全く叱らない塾もあるんだよ!」
- 生徒:「そんな塾あるわけないじゃん!」
- 塾長:「ところがそんな塾があったの。とっくに潰れちゃったけど(笑)。生徒様は「オカネ」を持ってきてくださるのだから、私は叱りません。と先生に言ったんだよ。あれは驚いた。」
- 生徒:「アタシそんな塾行きたくない! だって意味ないよ~!」
時々このブログでも書いているのですけど、
生徒って時々叱って欲しそうな目をしている時があるというのは、まさにこういう時なのです。
度を超した部活があるのも事実だけど
良いとか悪いとかではなくて、かつてKOSHIN学院の地元の中学でも「全国大会レベル」の部活がありました。部活が終わるのは夜9時なのです。もちろん中学校にそんな遅くまでいることはできません。
下校時刻を過ぎると、公民館でさらに練習でした。
その部活に入ってる生徒は、どの塾でも入塾を断られていました。
KOSHIN学院を作ったばかりの頃、そうとは知らず、その部活の生徒を2名お預かりしたことがありました。
「9時から30分だけでも良いから塾に通わせてもらえませんか?」と保護者の方に泣きつかれました。
※KOSHIN学院の授業終了時間は9時30分です。
でもその2名は、本当に9時に来るんです。「宿題だけでもみてください!」ってね。
本当に驚くほど頑張っていたので、入塾を許可しました。そんな子達でしたから部活引退後は、それはもう「全国大会レベル」に勉強を頑張ってくれました。
「これから江南(TOP高)行かれるよ!」と言うと、
「あたし大磯(2番手高)に行きたい!」という会話をするほどの頑張りでした。
そこまでできる生徒は、そういるもんじゃありませんけど、あの2人は今思い出しても「すげ~なぁ~!」って思います。
- 勉強頑張る子は、決して部活のせいになんかしないんです!
- できない子に限って、部活だなんだと屁理屈をくっつけるんです!
だって実際、ほとんどの生徒が部活をしていて、ほとんどの生徒が両立できてるわけ。
今日も厳しい発言でしたけど、「これが現実」です(>_<)。
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、頑張る子をトコトン応援する学習塾です!】