小学校教師が、小学生のうちは遊ばせてくださいと言った・・・【学習塾】

何年か前のことです。中学1年生の男の子のお母さんが、真っ青な顔をして塾に相談に来られたことがありました。どうやら小学校の担任が「小学生のうちはのびのびと遊ばせてあげてください」と言ったのを真に受けてしまったようでした。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

川崎市にある「岩沢学院の塾長先生」が、小学3年生ですでにかなりの学力差がついていることを指摘しております。

岩沢先生はブログで「小学生のうちにほんのちょっとの時間をお子さんのために使ってほしい。」と訴えておられます。小学校の先生は丸付けしてお仕舞い。ひどい教師になると生徒同士で「交換採点」しておしまいという輩もおります。

これで「基本的な学力」が身につくはずがありません。まぁ、授業が楽しく盛り上がるというのはあるでしょうが「実力をつける」という意味では全くナンセンスな指導です。

小学校教師の言うことを真に受けた結果

中学で最初に行われた試験結果をみて、唖然とされたお母様がいらっしゃいました。丁度この時期には中学校でも保護者面談が行われますが、その際に「現実」(点数)を突きつけられて、そのお母様は卒倒しそうになったとか。

学校の面談の帰りにそのままKOSHIN学院に来られて、「この塾に通えばうちの子でもなんとかなります?」と泣きそうな感じで相談に来られました。

とりあえず1週間「体験生」としてあずかってみましたが、崩壊してるなんてもんじゃなくて・・・。

100÷2は?・・・・「わかんね~

では50×2は?・・・「知らね~

しかもそもそも「じっと座っている」こともできませんでした。私の質問にも面倒くさそうに適当に返事をするので、体験終了を待たずに「そういう生徒専門」の塾をご案内しました。

しかしながら、そのお母様は「どうしてもKOSHIN学院に入れて欲しい」と涙目になってうったえて来るんです。

女性の涙には弱いんだよね~(>_<)

やむを得ず、次のことを条件に入塾を許可しました。

  • 毎日塾に通ってくること。無断欠席などしたら即退塾。
  • 少々厳しい思いをさせるけど、決して文句を言わないこと。(礼儀から叩き込まないといけなかったので)

しかし案の定最初っから塾をさぼる。しかも親には塾に行くと嘘をついて出かけているという体たらく。

問題を解きなさいと言えば、「わかんね。やる気しね~」という態度。

それを叱れば大きな声で泣き出す。

親には「あんな塾行っても成績あがんね~し」と言う。

なんとかしてあげたいけど、うちも「商売」で授業をしていますから、他の生徒の迷惑になるのでお断りました。
※ごめんなさいKOSHIN学院は「学習塾」ですので。

こんなになっちゃったら「高校受験」どころの騒ぎじゃありません。

こんなになっちゃうまで放っておいた小学校の先生に「責任を取ってもらいたい」と思いました。

はっきり言っちゃおうかかな~!

中学校で学習する内容は、すごく難しいの! 小学校の基礎が何もできてない子が太刀打ちできるほど甘くないの!

実際問題として、学校に行って「勉強が分からない」となると、学校が居心地良いはずがないよね。

だから授業中に立ち歩いたり、他の生徒の邪魔をしたり、教師に暴言をはいたりしちゃうんだよね。

ですから、岩沢学院の塾長先生がおっしゃる通り、

小学生のうちにほんのちょっとの時間をお子さんのために使ってほしい。

のです。

こういうお母さんの子はあずかりません!

かつてこんなお母さんがいました。

毎日私が教えるのメンドイ(面倒くさい)から、塾で預かってくんない?」と言うのです。

はっきり言っちゃおうかなぁ!

うちは保育所・託児所ではありません!

そんな了見で、入塾を希望されてこられたら、その場でお断りいたします!

KOSHIN学院は、一生懸命頑張って勉強できるようになりたいという生徒のための学習塾です!

自分で言うのもなんですが、KOSHIN学院は、「いくら通っても授業料が増えない、あれやこれやと追加費用は取らない良心的な塾」です。

ただーし!

それは「一生懸命頑張っている生徒を応援するため」に、そうしているのです。

面倒くさいから先生預かって」なんていうのでしたら、他を当たってください。

小学校の勉強を甘くみないでください!

もしこのブログを読んでくださってる方が、小学生高学年のお母さんでしたら、あなたのお子さんに

100÷2はいくつ? って聞いてみてください。

暗算でできなくて、筆算を始めるようでしたらかなり危険です。
※暗算については改めてブログに書きます。

ちゃんと計算や漢字や音読などの基礎ができていますか? 教科書レベルの問題はできていますか?

もし怪しかったら大至急手当てしてください。 え? 塾に行くオカネが?

そうではありません!

小学生のうちにほんのちょっとの時間をお子さんのために使ってほしい。

それではきょうはここまでにします。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、保育所や託児所ではなく「学習塾」である学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。