本題とは少し話が逸れますが、奈良県の中学校で部活中に、中1の男子が熱中症で亡くなったそうです。
「防げたこと」ですので、本当に可哀想です。この炎天下でつい最近まで小学生だった子が30分間も走り続けたらどうなるか、顧問は分からなかったのでしょうか。
私は決して「部活反対論者」ではありません。ただ「過剰なまでの部活」には大いに疑問を抱いています。
全国の部活の顧問は、今回の事件を教訓に自分たちの考えを猛省していただきたい。
塾教師としてではなく、「ひとりの人間」としてそう思います。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
さて本日の「本題」に移ります。毎年夏休みも後半になってくると中3生達は・・・
- 真面目に頑張ってる生徒ほどプレッシャーがかかってきます。
- プレッシャーを感じてもらわなければ困る生徒に限って、相変わらず「海だ・プールだ」と遊び回っています。
逆になってくれないと困るんですけどね。
真面目な生徒ほど重圧がのしかかってきてます。
KOSHIN学院でも真面目な生徒ほど、だんだんこの時期くらいから重圧がかかりすぎて、体調を崩したり、学校や塾を休みがちになってしまうことがあります。
やはり「人生初の大きな試練」ですからね、そりゃプレッシャーを感じない方がおかしいですよ。
そういう生徒達には
- プレッシャーがなくなることはない。いかに上手にプレッシャーと付き合うかだよ!
- びびってるヒマがあったら、英単語のひとつも覚えよう!
- 大丈夫! 塾長がちゃんと見ていてあげるから!
などと声をかけてあげます。ケースバイケースなんですけどね。
一番生徒達が重圧から解放されるのは、なんと言っても「両親」の理解です。
数年前、ある中3男子がいたんですけどね、重圧がかかりすぎ、いくらて勉強しても点数があがらなくて悩んでいました。
その生徒のお父さんを塾にお呼びして、生徒とお父さん、そして私の3人で面談をしました。
その時お父さんが「お前の好きなようにやれば良い。全ての責任はお父さんが取るから!仮に公立が不合格になって私立になっても、お父さんは全然構わない。だから思い切ってやりなさい!」って言ってくれたのです。
その言葉で呪縛が解け、その後信じられないほど点数が伸び、見事第一志望校に合格しました。
こうした真面目な生徒には「プレッシャーがかかり過ぎないように」指導しています。
少しはプレッシャーを感じてくれよ! という生徒
ほとんどの中3生はこの時期になると、ものすごく頑張り始めるのですが・・・
試験前の土日に行う「試験前特別授業」は、バックレて塾に来ない。なんだかんだとウソをついて塾を休む。
※本当に体調が悪いかどうかなんて、見ればすぐに分かりますって。
「そんなに勉強するのがイヤなら塾なんか辞めなさい! お金がもったいないから。」
って言っても、辞めるのはイヤ。かといって真面目に頑張るわけじゃない。そしてスマホばかり弄ってるの。
あのね! 勉強しなければ高校には行かれないの!
もう受験だというのに、相変わらず「勉強しているフリ」ばかり。
土日の試験対策も塾をさぼって家で遊んでるだけ・・。
何年かに1度くらい、こういう生徒がいます。そんなんだったら「高いお金」払って塾なんか来なくて良いのに・・・。
※まあこれもある種の重圧なんですけどね。
私は重圧がかかりすぎてる子が心配です
「あれほど言ってもやらない子」は申し訳ありませんが、KOSHIN学院では手に負えません。それでもやらせろと言うなら体罰に近い状態になりますよ。
KOSHIN学院は、一生懸命頑張っている生徒を応援する学習塾です!
全くやる気のない子をどうにかしてくれてと言われても、どうにもなりません。
その代わり一生懸命頑張っているならば、絶対に見捨てたりしません!
ただね、プレッシャーがかかりすぎて、心のバランスを崩してしまうのは可哀想です。
そこでお母様にお願いです!
最近様子がおかしいなと思ったら、すぐに塾に連絡してください。
いろいろな対処法がありますし、対処の仕方は生徒によって異なります。あなたのお子さんに最適な方法を一緒に考えましょう。
もう一度繰り返します。
夏休みも後半に差し掛かってくると、真面目な生徒ほどプレッシャーがかかってきます。
どことなく元気がないような感じになってくることがあります。
早めのパブロンではありませんが、症状が軽いうちに手を打ってあげましょう。
そのためには、保護者の方との連携が不可欠なんです。
それでは今日はこのへんで。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒の精神状態に気を配る学習塾です!】