4~5年まえのことなんですけどね。「男子が多い」学年(中3)がありました。その学年で私は大きなミスを犯しました。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
みんなそれなりに一生懸命勉強していたので、少し油断したのですが、実技科目を何も勉強しないで試験を受けた男子が多数発生してしまいました。
試験結果を毎回報告してもらうのですが、あの時は絶望的な気分になりました。実技科目(音美体技家)の点数が零点や一桁のオンパレードでした。
実技科目は、少し集中して勉強すればすごく良い点数が取れるのですが、あの時の男子達は何も勉強しないで試験を受けちゃったのでした。
KOSHIN学院のある平塚市の公立中学校は、前期後期の「二学期制」です。9月の終わりに前期期末試験があります。中3生は「内申書」にかかわる重要な試験なのでしたが、まさかの大失態でした。
猛反省して対策を練りました!
特に男子が多い学年は、ちょっと隙を見せるとすぐにサボる子が続出します。男子は「計画的に勉強する」のが苦手な子が多いのです。
真面目な男子生徒は「追い込まれてもヒッシになんとかしよう」としてくれるのですが・・・。
少々古い話なので、ご理解いただけるか分かりませんが、あの学年はまるで「ドリフのコント」みたいな感じでした。
私が「いかりや長介」。生徒達は「志村けん・加藤茶・仲本工事・高木ブー」みたいな感じと言えば分かっていただけますでしょうか。
生徒達はみんな才能はある子達だったのですが、私が隙を見せるとすぐにサボるのでした。
そこでこれは絶対になんとかしないと大変なことになると思い、次のことを仕掛けました。
- 土曜日・日曜日を利用して実技科目しか勉強しない日を設定する。
- 特に男子にはやらなければいけないことを箇条書きにして示す。
すると前期期末試験では「実技科目」はボロボロだった生徒達が、「後期中間試験」(学校の成績に影響する最後の試験)では、見違えるほど良い点数を取ってきました。
実技科目は少し集中してやれば、すぐに点数があがるのです!
特に男の子の場合は、ここまで管理しないとやらない子が多いので大変です。
大変だけど「やらせればできる!」ので、なんとかしてあげたいでのです。
そろそろ前期期末試験です!
この時期の指導は、生徒のモチベーションを高めるのがすごく難しい。それは9月10日に「運動会」があるから。
運動会自体は良いことだと思うし、一生の思い出にもなるので頑張って欲しいのですが・・・。
運動会にのめり込みすぎて試験勉強がおろそかになっちゃう子がいるので要注意!
「ドリフのコントみたいな学年」は、男子生徒の大半が運動会にのめり込み、勉強どころじゃなくなってしまいました。
毎日口を酸っぱくして注意してたのですが、「大丈夫!任しといて!」という返事だけ。
もう男の子は信用しないぞと思いました。
ドリフのメンバーのような生徒達でしたが、いざ入試本番という時はすごかった!
まさに「やればできるじゃん!」でした。
だらしなくて、サボることばかりの子達だったけど、恐らく一生忘れることのできない学年になることでしょう。
※あの時ほど「いかりや長介」さんの気持ちが身に染みた時はありませんでした(笑)
実技科目もしっかり勉強しましょう!
実技科目のテストの点数をあげることは、英語や数学よりも簡単です。実技の成績をあげることは内申書の点数をあげるうえで、とても重要です。
え? 実技科目の勉強の仕方が分からないですって?
- 中学校の先生に言われたことをやるのが基本。
- 学校で配られたワークやプリントをしっかり学習する。
他にもあるけれど、なんと言っても「この2つ」が最重要です。
私は長いこと塾の先生をしていたおかげで、「実技科目」も指導できます。9教科全部お任せください。
ですから、KOSHIN学院の生徒は、どんどん質問してくれたら嬉しいです。
8年前に成績は優秀なんだけど、なんと「音譜が読めない」という中3男子がいました。
その生徒に付きっ切りで2時間ほど音楽の指導をしました。すると驚くことに、その男の子は音楽の試験で「満点」を取ってきました。。
これには生徒本人が一番驚いてました。
特に実技科目では、集中してやると満点も夢じゃないのです。
音楽は苦手だとあきらめてはいけません! この先輩が証明してくれています。
もちろん今回も「実技科目しか勉強しない日」を作ります。生徒の皆さん、一生懸命頑張ってください。
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、実技科目の指導もできる学習塾です!】