まれに授業中立ち歩いてしまう生徒がいます。常に落ち着きがなくて、常に頭が動いていました。
私は「医者」ではないので、彼が「病気」なのかどうかは分かりませでしたが、お勉強を教えにくいタイプでした。
立ち歩かないまでも、常にどこかが動いている生徒もいます。時には髪の毛をボリボリかいて、その指をペロペロ舐め始めます。
※ちなみにこの生徒は当時中3だした。
その生徒は小学校でも、ずいぶん先生に叱られていたようです。学童の先生も「あの子は困った子なのよ」と堂々と言ってました。
こうしたケースで一番心配なのは「お母様の精神状態」なんです。
- また学校から呼び出されて注意されるんじゃないか。
- 同じクラスの子達に迷惑かけてるんじゃないか。
- この子は将来「自分のチカラ」で生きて行かれるのかしら。
私の経験では「お母様」の方が精神的に参っているケースが多かったですね。
若い頃は、こうした生徒のお母様に対する言い方を間違えてしまって、何度か怒らせてしまう大失敗をしたことがありました。
動き回っちゃうだけじゃなくて
- 全然場の雰囲気を読むことができずに相手を怒らせてしまう。
- ある特定のことに「こだわり」が強い。
- 叱られると、口からデマカセのウソをついて、よけいに親や教師を怒らせる。
- 必要以上に「ママ~!」と母親にべったり。
もう例をあげると切りがないんですけどね。
これも「どこからどこまで」が病気なのかという明確な線がありません。
ですから「自閉の傾向がある」なんていう表現をされることもあります。
残念ながら私は「不登校」や「発達しょうがい」については専門ではないので、助けてあげたくても、どうしようもないことがあります。
少々落ち着きがなくて、だらしがない子でも「叱れば良くなる子」もいますし、「叱っても同じことを繰り返す子」もいます。
こういうことを書くと、「神奈川県や平塚市に無料で相談できる場所がありますよ!」という声が聞こえてきそうなんですけどね。
「相談して良くなる」人もいました。しかし「相談してかえって自信を失った」方もいらっしゃいました。
民間のカウンセラーに相談しても、「いかにもお金儲け目当て」みたいな相談所もあります。
ですから、「不登校や発達しょうがい」で悩んでいるお母さんは、かなりの数いらっしゃるのではないでしょうか。
KOSHIN学院の近くにお住まいの方には、私の古い友人で信頼できるカウンセラーを紹介することができますので、1人で悩んで苦しんでいるお母様はご連絡ください。
発達しょうがいが劇的に治るなんてことはないのかも
マイクロソフト社の創設者のビルゲイツ氏の収入は『時給七億円』とも『時給十二億円』とも言われています。
またiPhoneで有名なアップル社の創設者の故・スティーブジョブス氏のお給料も、それに近いと言われています。
実はこの2人は「発達しょうがい」を持っているというのは有名な話です。さらにこのお二人は「発達に偏りがある」人の中から、会社に必要なことに偏っている人を、敢えて採用しているのも有名な話です。
あの宇宙物理学者の「ホーキング博士」なんか、その典型的な存在です。
そりゃぁ、「親」だったら「自分の子」は周りの子と同じようになって欲しい気持ちを持つでしょう。
しかし、「さかなクン」のお母様は、全く違う視点で彼を見ていたそうです。ですから「さかな」のことには驚愕するほど詳しい人になりましたよね。
ビルゲイツ氏も、スティーブジョブス氏も、ホーキング博士も、それぞれハンディを生かして、「自分の道」を切り開いたのです。
最近では「障害」と言わずに「しょうがい」と言ったり、「かたよりがある」と言った表現をすることが増えてきました。
ですから、「おかしい」って決めつけるのではなくて、「その子の特性を生かした将来絵図」を考えてあげることが大切です。
神奈川県では「クリエイティブスクール」などの高校もあります。
※詳細は後日・詳しい資料はKOSHIN学院に用意してあります。
※参考:神奈川県立横浜明朋高校
:神奈川県立相模向陽館高校
ですから今まで以上に「自分に合った道」を探しやすくなってきています。
無いものをねだる人生ではなく、自分が輝ける場所を見つける人生を送りましょう!
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒の生きる道を真剣に考える学習塾です!】