そういえば「うちの子文章題になるとさっぱりなんですよね」と言って塾に来られる方が以前は多かったんですが・・・
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
ふと思い出したのですが、十数年くらい前までは「計算問題はできるんですけど、文章題になるとできない」と困って塾に来られる方が多かったんです。
気のせいかもしれませんが、最近そういう悩みをもって塾に来られる方がいなくなりました。
原因は大きく2つ考えられます。
(1)文章題以前に計算問題も怪しい。・・実はかなり多いんです。計算の基礎ができてない中学生。
(2)最近の主流が「文章題」よりもグラフや図を使った問題が増えたこと。
この数年入試問題も随分と変わってきました。特に入試が各教科100点満点になってからは大きく変わりました。図やグラフを読み取った上で計算をさせる問題が増えました。
しかーし!
我が塾では逆転現象が起きているんです。
ある程度問題は理解できるんだけど、計算ができなくて点数を取れていない生徒が増えてきたんです。
小学生レベルの計算ができない生徒が多いのなんのって。特に「割り算」がいけません。
最近の入試では「社会科」でも計算問題が出題されます。56789÷1234567とか全然できないんです。かなり成績の良い子でもです。
成績の良い子達ですから、計算の仕方を教えてあげればすぐに出来るようになるのですが、その分だけ問題を解くのに時間がかかります。
あ~あっ! こんなになるまでなぜ放っておいたんですか?
正直なことを言わせていただけば、もっと小学校低学年のうちから塾に来てくれてれば良かったのにって思ってしまいます。
驚かれるかも知れませんが、中学生で学校の成績が『3』の子だと、分数・小数の計算はほとんどできていないんです。
KOSHIN学院の場合ですと、分数小数の計算がほぼ完璧な子は、数学はほとんど『5』を取ってきます。
ゆとり教育の弊害かも知れませんし、小学校の指導に問題があるのかもしれません。
しかーし!
誰かの所為にしても始まりません。保護者のみなさん、うちの子はまだ小学生だからとか思わないで、計算問題ができるか確かめてあげてください。
もし怪しかったら、いつでもお気軽にご相談ください。(しつこい勧誘は一切しませんからご安心ください)
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にあるきめ細かい指導する学習塾です】