「絶対にできるようになってやる!」と思って問題を解くのと、
「とりあえず時間になるまでなにかやってないと叱られるから」と思いながら問題を解いているのでは、当然のことながら結果が違ってきます。
KOSHIN学院に「初めて」やってきた生徒では、圧倒的に「後者」が多いんですけどね。
成績が悪い生徒が入塾してきた場合は、こういう「精神的なこと」をたたき直さないといけません。
精神論だけでは受験はできないという人もいますが、それはTOP争いをしている一部の生徒の話。
成績の悪い子の99%は既に気持ちで負けてるの。
「できるようになったら良いな~!」なんて言ってたら永久にできるようになんかなりません。
どの塾だって「成績があがっている生徒」は、それはすごい量の勉強をしているの。
ただし上手な先生は、それを「苦労している」となるべく思わせないように持って行くけれど。
うちだって、ヤタラメッカチ根性論を全員に振りかざしているわけじゃないの。
そもそも戦う姿勢が見られない生徒に、必要最小限の根性論をとなえているだけ。
それを「コワ~イ!」なんて言って泣いている子は、KOSHIN学院ではお預かりイタシマセン!
小学生の子達だって、一生懸命頑張っているんですよ。
勉強できない子のパターン
- そもそも何が分からないかすら分かってない。
- 説明をしてあげても、その続きをやってくるだけで、そもそも問題が頭に入ってない。
- 先生に解いてもらって、「なるほど~!」と言って、その後その問題をもう一度自分でやり直したりはしない。
私はこの仕事を三十年以上やってきましたが、三十年前から「できない子」のパターンは変わらないの。
本当にできるようになりたければさ!
やらなくてはいけないことがたくさんあるんですよ。
先生に質問して教えてもらったら、もう一度「自分のチカラだけで」解けるか確認してみるとか。
酷い生徒になると、塾で座っていれば「先生が教えてくれる」と思っている子もいるの。
そりゃ塾ですから教えますよ!
しかーし!
その前にやらなくてはいけないことがあるの。
まず
- 自分で問題を解いてみるの。
- 分からなかったら、これはどういうことなのか教科書などで調べてみるの。
- いろいろやっても分からなかったら、その時初めて先生に質問するの。
ですよ。そういう「当たり前」のことができないから、成績が悪いのです。
中学生になってから、成績が悪いからと塾に来る子の場合、こうした基本的なことを小学校6年間何もやらないできちゃった子が多いの。
今まで染みついた悪しき思考習慣を断ち切らない限り、前には進めないの。
だから私は「最初から厳しい」の。
そのように指導したら「塾長怖い」と言ってママに泣きついた中学生男子がいるんですけどね、ごめん、ここはそんな考えの子が来るところじゃないの。
※その生徒は、その後ものすごく母親に叱られてましたけど。
あんまりダラダラ書きたくないから、もう一度だけ書きますね!
絶対にできるようになってやる!
そういう気持ちを持って取り組まなければ、何をやっても上達しません。
「勉強をする」というのは、そういう世の中に出たら絶対に必要な「心得」を学ぶことでもあるの。
あ~あ、今日も厳しいこと書いちゃったなぁ。 でもこれが「現実」なんです。
それでは今日はこのへんで。また来週お会いしましょう。