自分の子どもに「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれたらどうしますか?
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
いつの頃だったか思い出せませんが、「勉強しないとお父さんみたいになっちゃうわよ!」とテレビのCMかなんかでやってた気がします。
当時は「(偏差値の)良い高校」へ行き、「良い大学」に行けば、「良い就職」があり、「出世街道」を進める時代だったのでした。
会社で卯建(うだつ)が上がらない「お父さん」に対する嫌みだったのでしょうか。
実は私もそんな感じで育てられました。成績は悪かったのですが、両親から「お前は大学へ行け!」と言われて育ちました。父が勤務していた会社は「大企業」でした。そこでは、いわゆる管理職は「大卒のエリート」が独占していたので、自然と私にそういう教育をしたのだと思います。
しかーし!
現在は東大卒で官僚にでもなるのでなければ、「大学名」でメシが食える時代じゃありません。我々塾業界なら東大卒とかいうだけで初任給は少し高いかもしれませんが。それだけで一生塾を続けられるほど甘い世界じゃありません。
ですから有名大学に行って一流企業に勤めれば安泰という訳にはいかないんだと思います。
さてそうなると・・「なんで勉強しないといけないの?」という疑問が起きてくるんです。
少し意地悪ですが、うちの生徒達に「なんで勉強しないといけないの?」と聞いてみました。
・大人になって困るから
・英語が出来ないと将来困るから
と答えてくれました。でも本当に困るんでしょうか?
私は職業柄因数分解ができないと話になりませんが、日常の生活で因数分解や微分・積分が必要でしょうか。
私は次のように思っています。
「勉強したことを生かそうと思う人には役に立つ。別にと思っている人には役に立たない。」
世の中には、せっかく他人から素晴らしい話を教えてもらっても、実行しない人が溢れています。若者だけじゃありません。年配の人もです。
私はそれがイヤなんです。せっかく教わったんだから「自分のものにしてやろう!」「絶対にできるようになってやろう!」と思って生きています。
今読んで下さっている、このホームページも「自作」なんです。卒業生にホームページの作り方を教わったんですけど、絶対に自分でできるようになりたいと思ってやっています。
WEBは専門ではありませんが、分からないのは悔しいんです。そう思って頑張っていたら、いつの間にかホームページ作りの仕事が舞い込んできました。近所の方から「先生!パソコンの調子がおかしいから見てもらないか?」と依頼されることも多々あります。
どうにかこうにか直してあげるたら大変喜んでくださいます。
そしたら「かんだかわらBAN」とか「神田幼稚園」のホームページのお仕事も任せて頂くようになったんです。
もう一度繰り返します!
学んだことを生かすも生かさぬも自分次第なんです!
KOSHIN学院の生徒は。これをどうしたら良いだろうと一生懸命考えられる人間に成長して欲しいです。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒の将来を真剣に考える学習塾です】