本当のことを白状すると、私は子どもの頃「泣き虫」でした。
誰かにちょっとでも強く言われるとすぐに泣いてました。
先生や親に叱られてもペーペー泣いてました。
今考えると情けないったらありゃしない。
しかーし!
私は泣くと強くなるんですよ(笑)
なんと申しましょうか「ぷっつーん!」しちゃうのです。怖いからすぐ泣いちゃうんだけど、泣いちゃったら、もう怖いものはないんです。
実はそういう生徒って、今でも結構いるんです。
私が優しく注意しても、頭の中は別世界な子がいます。
そういう子にガツーン!と注意すると、ポロポロ泣き始めます。
しかーし!
涙が出ると強くなるのです!
泣いた後は、ちゃんと集中して勉強できるようになるんです。
以前冗談半分に、保護者面談でその子のお母さんに「こうなったら、毎日泣かしてから塾に来させてください!」と言って大笑いしたことがありました。(JOKEですよ! Just joke)
***********
こんな記事見つけました。
***********
「泣く」という行為にもいろいろあります。
私はだだをこねて泣く子は好きではありません。泣けば親がなんでも言うことを聞いてくれるという考え方が気に入りません。
もちろん、KOSHIN学院では「泣き脅し」なんか全く通用しません!
しかーし!
他人の苦しみなどを聞いた時に、一緒に泣ける子は大好きです。
先ほど紹介した2つの記事も、そういう意味で「泣く」ことを推奨しているのだと思います。
一緒に泣いてくれる人がいるって素敵です
私の知人に「不登校・学習しょうがい」などの生徒を専門に指導している先生がおります。
私も少しは知識がありますが、専門家ではありません。
本当に苦しんでいる生徒や、そのお母様がいらっしゃると、その専門の先生を紹介しています。
その先生(渡辺先生)は、苦しんでいるお母さんの話を聞きながら、一緒に泣いているんです。
渡辺先生も、お母様も「おいおいと大きな声で」泣いちゃうんです。
私もつい「もらい泣き」してしまいます。
本当に不思議なんですけど、大きな声で泣いたお母さんは、帰りにはとてもスッキリとした表情で帰られるんです。
こういう「涙」は本当に素晴らしいと思います。
※私年齢のせいか、水戸黄門を見て感動して泣いたりしますけど(>_<)
泣くと強くなって勉強する子って、それで構わない!?
泣き方にもよるのでしょうが、「自分に腹を立てて」「自分で自分が悔しくて」泣くならば、構わないんじゃないでしょうか。
- 問題が解けなくて悔しくて泣いている生徒。
- やるべきことをしてなくて悔しくて泣いている生徒。
今の時代でも、こういう生徒いるんです!
ワガママを言ってだだをこねて泣く子は嫌いですが、悔し涙を流す生徒は大好きです。
感情を抑え込み過ぎると、精神のバランスを崩してしまうかもしれません。
無理に泣かすことはないですが、苦しいとき・悔しいとき・悲しいときなどは、思いっきり泣いてスッキリしても良いと思います。
それでは今日はこの辺で。また明日!