大切な試験になればなるほど、気持ちばかり焦ってしまい勉強が手に付かないという経験をした人も多いと思います。
KOSHIN学院でも、そういう生徒を随分見てきました。
特に「高校入試」など大きな試験の直前は「重圧」に負けて、気持ちばかりが焦ってしまうことがあります。
しかーし!
これはなにも「入試」に限ったことではありません。
普段の定期試験でも、「苦手な科目」「苦手な単元」になると気持ちばかり焦ってしまい、うまく勉強できなくなってしまう生徒がいます。
一旦原点に戻ってみる勇気!
中2数学を例にしますと、「グラフの書き方」「変化の割合とは」もよく分かってないのに、無理矢理先に進もうとして、結局さっぱり分からなくて挫折してしまう生徒がいます。
こういう基本ができてないのに、無理して進もうとすると余計に分からなくなります。
そういう時は一旦最初に戻ってやり直ししてみましょう!
いつもこのブログで書いていることですが、素直で謙虚な生徒は私の指示を守って、最初に戻って再度基礎を固めようとします。
だからできるようになるのです!
ところがギッチョンチョン
勉強がめんどくさくて仕方ない子は、元に戻るのをものすごく嫌がります。
なかには元に戻るのが嫌だからと塾を辞めた子までいました。
※ごめんね、私は辞めたら知らないですから。
だからいつまで経ってもできるようにならないのです。
分からない時は一旦基本に戻る!
これ鉄則です。
しかーし!
自分ではなぜ出来ないのかって、なかなか分からないんですよ。
だから分からないまま無理矢理進めて、ドツボにはまるんです。
ただ、素直さ! 謙虚さ! 朗らかさ!を持ってる生徒は、私の指示に素直に従って、分からなくなった原因をみつけ、そこから勉強し直します。
気持ちばかり焦ってしまう時の対処法
特に入試直前などは膨大な量の勉強をしなければなりません。
「あれも、これも」で頭の中がいっぱいになっちゃうんです。
普段ワークを解いていても、不正解だらけ×だらけになってしまってパニックになる生徒はすごく多いのです。
そういう時は
一問ずつ丸付けにおいで!
と指導しています。
一問ずつ確実にやることが、結局近道なんです。
これって実は勉強だけじゃなくて、人生そのものにも当てはまります。
私だって今でも一度に「あれもこれも」と仕事が集中することがあります。
時には「あああああああああああっ!!」ってわめきたい時もあります。
しかーし!
そんな時こそ、仕事の順位を見直して、ひとつずつ片付けていきます。
パニックになったままでは、結局何も進みませんからね。
- 分からない問題だらけになったら基本に戻る勇気を持つか。
- 面倒くさがってそのまま進んで余計分からなくなるか。
さあ、あなたはどちらの道を選びますか?
それでは今日はこの辺で。また明日!