先日神奈川県私塾協会というところが作った「入試の過去問の解説授業動画」というのを購入してみました。
※うちは協会には属していませんが、知ってる先生がいらっしゃってその方から購入致しました。
KOSHIN学院は「集団個別指導」という授業スタイルを採用しているのですが、この方式には「弱点」があります。
それは1人の生徒の指導にかけてあげられる時間が、せいぜい5分が限界ということなのです。
そうすると・・・
- 入試の英語の長文読解問題の解説
- 国語の文章題の解説
など長い時間がかかるところは、普段はあまり指導できないので、土日などを使って「中3生だけ」補習をしなければなりませんでした。
時間をかけられない悩みが一気に解決!
次の写真をごらんください。彼は「入試の過去問の国語の文章題」を勉強しています。
一度問題を解いた後に「テスト直し」をしているのですが、過去問についてくる「解説」だけで理解するのはかなり難しいのです。
ところが「iPadで動画解説を見れば」かなり理解できるようになります。
※私塾協会に加盟している塾の先生の講義なので、よくできています。
何度も申し上げておりますが、「動画授業を見ればそれで良い」わけではありません。
しかーし!
そもそも「分からないまま」だと前に進めません!
特に難しい問題や、説明に時間がかかってしまう問題に対してはとても有効です。
この生徒は入試過去問の「地理」の問題の解説を見ています。
昨年度の「時差に関する問題」は、少しひねってあって正解率が低かった問題です。
※私が作った解説も参考にしてください。
この動画を見た後に、私のプリントを見るとかなりスッキリとこの問題を理解することができます。
そうなってくると、「私も!」「僕も!」と動画を見たい子が続出してきました。
現在KOSHIN学院にはiPadが4台。タブレットが1台。パソコンが4台あるのですが、今日はどれもフル活動していました。
※全生徒が使うと全然足りないのが悩みです(>_<)
とにもかくにも「時間をかけられない悩み」は一気に解決しました。
動画を見ただけで理解できるのか?
動画を見せて「ハイお仕舞い!」で済むならば、日本中の塾は不要になります
世の中そんなに甘くはありません。
だからKOSHIN学院には「私」がいるのです!
- 動画を見ても分からなかったところは私に質問できる。
- そもそもどの動画を見たら良いのか分からないので、それを私に教えてもらえる。
- 周りの生徒もみんな頑張っているので、みんなにツラれて頑張れる。
こういうところが「自宅学習」とは大違いなのです。
たまたま立ち寄った卒業生もびっくり!
今日は「大学受験」のことで、私に相談に来てくれた「卒業生」(高3)がいたのですが・・
生徒達が「iPadで入試の解説動画」を見ながら勉強している姿を見て・・・
ず~る~い~!!
と大騒ぎしていました(笑)。
なんで私達の時にやってくれなかったの~!!
もちろん彼女たちの学年の時に、こんなものがあったら絶対に使ってました。
しかーし!
あの「学びエイド」さんでさへ、創立3年目なのだとか。
※話はずれるけど、学びエイドの「山下りょうとく先生」の英語は、今まで聴いた授業の中で最高だと思っています。
つまり「この3年間」で、教育業界にとんでもないことが起こり始めているのです。
しかーし!
あくまで「動画」にしても「iPad」にしても「道具」にすぎまでん。
料理が下手な人が高級な包丁を持っても、美味しい料理ができるわけではないのと同じです。
この道具を上手に使いこなす塾(教育業界全般)が、どんどん主流になっていくでしょう。
私は「今までの授業の仕方」を全て否定するわけではありません。
そうではなくて、「今までの良いところ」に「新しい良いもの」を加えて「さらによい指導」をできるようにしていこうと思っているのです。
また少々エラそうな物の言い方になってしまいますが、せっかく何十年もかけて積み上げてきたものがあります。
そこに「最新テクノロジー」が加わるのです。
これはもはや「教育大革命」かもしれませんね♪
それでは今日はこの辺で。また明日!