中3生はこの時期「不安でいっぱい」です。そんな時に
- 親がすべきこと
- 親がしてはいけないこと
をはっきりさせておかなければなりません。
入試の時期ほどいろいろな人が応援してくれる時期はない!
職業柄かもしれませんが、我が塾の生徒でなくても「応援したく」なります。
まだ中学3年生の子達が、人生で初めてと言って良いほどの大きな試練と闘っているのですから。
しかーし!
全ての中3生が「ヒッシに戦える」わけではありません。
不安に押しつぶされて自暴自棄になってしまう子もいます。
自暴自棄になってしまう大きな原因のひとつは
未来に対する希望が見えてこない!
自分に対する不安を持っている!
ことです。
あなたの大切なお子さんを「自暴自棄」にさせてしまってはいけません。
すぐに逃げ出す!
そういう習慣がある人も自暴自棄になりやすいですね。
はっきり言っちゃおうかな!
自暴自棄になってから慌てても遅いんだよね!
しかーし!
そんなこと言っても、中3生はこの時期は自暴自棄になりやすいんです!
どう対処したら良いでしょうか。
親がすべきこと!
この時期に怒鳴り散らしても何の意味もないし、逆にあなたの大切なお子さんを追い込んでしまうことになりかねません。
「叱っても良い」と思いますが、「怒鳴り散らす」のはいけません。
自暴自棄になっている時には、まず「お子さんの気持ちを聞いてあげる」ことです。
あなたも悲しいことやツラいことがあったときに、誰かに話を聞いてもらって楽になったという経験があるのではないでしょうか?
どこまで本音を聞き出せるかがポイントです!
子どもに限らず人間は「叱られる」のは基本的に好みません。
だから嘘をついてその場しのぎなことをするのです。
嘘をごまかすために更に嘘をつく。嘘が嘘を呼び抜き差しならないことになってしまっている生徒も少なくありません。
その「うそ」を正しく見破ってあげて、断ち切ってあげるのが親の仕事です。
こうして文章で書くのは簡単ですが、実際にやってみるとものすごく大変なことです。
しかーし!
正面からお子さんに向きあって、ぜひとも本音を聞き出してあげて欲しいです。
親がしてはいけないこと!
実際はどうなのか正しく検証もせず、子どもの言い分だけを聞いて、あるいは学校の先生の言い分だけを聞いてものごとを決めつけてしまうのはいけません。
これは「私自身」も、ものすごく気をつけていることなのですが、「先生!」と呼ばれていると、なんだかエラくなったような気がしてくることがあります。
みなさんの場合でしたら「親に向かってなんだその態度は!」みたいな言い方です。
お子さんが元気な時ならまだしも、受験で非常にデリケートになっている時に、こういう言い方は禁句です。
お子さんを叱っても良いと思うですが、一方的に「これはこうだ!」と決めつけるような言い方はいけません。
ましてや「酒を飲んだ勢いで怒鳴り散らす」なんていう行為は最低です!
いっきに全てのことが音を立てて崩壊しますから厳に謹んでください。
受験生がすべきこと!
このブログを読んでくれているのが中3生で、しかもすごく不安な気持ちでいるならば次のことを気をつけてください。
- あれもこれもになってパニックになっていることもあります。
ですから例えば『今日は問1の計算問題』だけをしっかりやろう! という気持ちを持ってください。
まず『今解いてる問題』をしっかりできるようになるまで練習してください。 - 入試は百点満点をとる必要はありません。合格に必要な点数だけで良いのです。
例えば60点取るためには『どの問題』をできるようにすれば良いかを考えて勉強してください。 - 入試過去問を『どうしてそういう答えになるか』しっかり分かるまで次に行かないことが大切です。
気持ちが焦ると『たくさん』やろうとしてしまい、結果何も分かってない状態になります。
1問1問確実にできるようにしていってください
「塾の先生」からみていると、「頑張ります! 頑張ります!」と空回りしている生徒が一番心配です。
そうではなく「まず目の前の一問を全力でできるようになるまでやること」が大切です。
受験生はみんな不安です。誰だって合格できるか心配ですもんね!
だからこそ「一歩一歩確実に」できるようにしてください。
その積み重ねこそが合格を引き寄せるコツです!
それでは今日はこの辺で。また来週お会いしましょう。
勝手ながらこのブログは金曜日・土曜日・日曜日・祭日はお休みさせていただきます。