本題に入る前にまずはこの話。いよいよ明日(今日)は神奈川県公立高校入試です。全て完璧にやりきったと言えばウソになりますが、しかーし! 中3生達は彼らが今できる精一杯のことをやってくれたと思います。
ただ昨日インフルエンザB型に罹患してしまった中3生がおり大変心配です。それでも受験はさせてもらえるということなので、なんとか明日一日頑張って欲しいです。ただ無理しすぎてこじらせると大変なので、それも心配です。
さてここから本題!
「中1男子病」という言葉があります(ありません・私が勝手にそう呼んでます)
中1男子病とはなにか?
これは中1男子に限らないのですが、特に中1男子に「あるある」「いるいる」なのでそう呼んでいます。
具体的な症状としては・・
- とにかく字が汚い、というよりも本人以外は読めないレベル。
- 明日の試験科目が何かなんて気にしてない。
- 試験範囲と全然関係ないところを勉強している。
もう三十数年塾の先生をしていますが、毎年1人はこういう生徒がいます。塾の先生が集まって話をすると「どの塾にも」こういう生徒がいるようです。
しかーし!
こういう生徒の場合は「ただ叱っても」全然意味がありません。
神奈川県秦野市にある「SF-Learning」という学習塾代表の杉原伸太郎先生が次のようにおっしゃってました。
「字をきれいに書くコツとは」
昔は「丁寧さに欠ける字」と学校の先生に怒られていた私。ある方から教えてもらったのが「1画1画続けずに書くこと」と「向きをそろえること」で字が変わる、ということ。
それ以外に「鉛筆の持ち方」も実は大事なんじゃないか、と思っています。
私も早速このことをうちの中1男子に話して聞かせました。するとこんな変化が起こりました。
【BEFORE】
いかがですか? 一生懸命書いてた生徒には申し訳ないけど、もはや読めないレベルです。
しかーし!
杉原先生がおっしゃってたことを、この生徒に話して聞かせてあげたら僅か数分でこうなりました。
【AFTER】
やればできるんですよね~!
※抑制栽培の「制」という字が間違ってますけど、このあと訂正してくれました。
わずか数分でここまで変わるとは、教えた私も驚きでした。まさに杉原先生様様です。
ある意味この生徒が可哀想になりました
この生徒はつい最近KOSHIN学院に入ってくれたのですが、「頭の回転も良く」ちゃんと鍛えたらものすごく伸びるだろうなと思いました。
ただ小学校6年間、中学1年通じて「ノートの書き方」などを教えてくれる先生に出会えなかったのかなと思うと可哀想になりました。いやきっといろいろな先生が再三にわたって注意してきたとは思うのですが、彼の心には響いていなかったのでしょう。
この生徒は「私の言ったこと」を素直に聞き入れて、こんなわずかの時間でここまで変わってくれました。本当はできる能力を秘めていたんですね。
素直さ・謙虚さ・そして朗らかさ!
これがある生徒は必ず伸びます。また一人こういう素直に聞く耳を持った生徒がKOSHIN学院に来てくれて大変嬉しく思いますし、その責任の重さを感じております。
今時の子は・・良い子が多いのです!
この子は伸びます! キッパリ
試験範囲も気にしてない
すみません。じつはこれもこの生徒のことなんです(>_<)
しかーし!
やる気はあるし素直だし。ただそもそも「試験前は勉強するんだ」ということも分かってなかったようです。「土日も試験対策やるよ!」と言ったら、「え? 勉強するんですか?」みたいな顔をしていました(笑)。
案の定「試験勉強」を始めさせたら、試験範囲と全然関係ないことをしているし、勉強道具はすべて学校に置きっぱなし・・・。
ちょっと可哀想ですが「学校に取りに行ってきて」もらいました。でもこの子はそれで本当に反省してくれて、今日はちゃんと明日の試験科目の勉強道具一式全部持ってきていました。
この子は「できない」のではなくて、本当に「知らなかった」のだと感じました。
そういう頑張る素直な子なので、私も「卒業生スタッフ」を彼に付きっ切りにさせて「勉強の仕方」を徹底的に教えさせました。
※こういう時卒業生スタッフは、本当に良い働きをしてくれます。
その状況をそばで見ていた中3男子が!
彼をそばで見ていた中3男子が私に「塾長! あれってまさに2年前の俺ですよね!」と言ってました。
本当にその通りなのですが、その中3生が最近書いたのがこれです。
すごい進歩だと思います。
そういえば私も本当に酷い字を書いていて、英語の先生から「お前のは字じゃない!ミミズだ!」と叱られたことを思い出しました。しかも「ミミズに失礼だ!」とまで言われました(笑)。
ただその先生が「もうすぐ中2になる私」にアルファベットの書き方から徹底的に鍛え直してくれました。
今思えば、あの時英語の先生が徹底的に「字の書き方」から教えてくれたのが「今」にいきているのかなと思います。
少々営業っぽい言い方になりますが、やはりできれば「早い時期からKOSHIN学院に通ってきて欲しい」と本当にそう思いました。
早くきてくれれば、このように「ノートの書き方」なんかも指導できますから。
それでは今日はこの辺で! また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】