早いもので神奈川県公立高校入試が終わって、もう一ヶ月が過ぎてしまいました。毎年入試の指導をしているのですが、その中でも今日は「英語」にスポットを当ててみます。
- 単語が書けないのは致命的
- どうすれば単語が覚えるか
- 単語を覚える時に注意すること
単語が書けないのは致命的
入試の前には色々な問題の復習をします。
- リスニングテスト
- 適語選択問題
- 語順整序問題
- 長文読解問題
などです。入試の前には上記の問題を解けるように練習をしてもらうのですが、『入試直前』にやってもどうにもならないのが・・・
- 単語を知らない
- 単語が書けない
このふたつは入試直前になってからやろうと思っても絶対にできません。
文部科学省の中学校学習指導要領(平成24年4月〜)では、3年間で「1200語程度の語」とされています。 しかし実際に中学校の教科書に出てくる英単語の数は2200個くらいあると言われています。
※教科書によって差があるので正確な数字は例示できません
入試直前に1200個+1000個の単語を覚えられますか?
そのくらいなら覚えられると言いたそうな方もいらっしゃるかもしれませんが、高校入試は英単語だけではありません。数学も理科も社会も国語もやらなければなりません。
ですから入試直前に中学で習う英単語や漢字を「全て覚える」なんていうことは絶対に不可能なのです。
だから塾長としては「できるだけ早い時期」からKOSHIN学院に来て欲しいのです。
※オカネの問題があるから、あまり強くは言えませんが。
どうすれば単語が覚えられるか?
いろいろ理由はありますが、一番の理由は「面倒くさがってやらないこと」だと断言できます。読者の方も経験あると思いますが「暗記」って慣れるまでは本当に面倒くさいんですよね。
このホームページで「英単語が覚えられない生徒」というブログを書いたことがあるので、詳しくはそちらを御覧頂きたいんですけどね。
■簡単にもう一度説明させて頂くと
- 読めない単語は覚えられない
- 意味も読み方も分からなければ覚えられない
- 書けるようにするまえに「口で言える」ようにする
ことが大切です。
意味も読み方も分からない単語を何十回もノートに書いている子がいますが、それでは覚えられるようにはなりません。
参照:「英単語が覚えられない生徒」
単語を覚える時に注意すること
英単語で試験に狙われるのは「紛らわしい単語」「スペルが長い単語」です。
interesting beautiful difficult などの長ったらしい単語や
- think-thought-thought の「thought」
- teach-taught-taughtの「taught」
こういう違いを「普段から意識して覚える」以外に手がありません。
「高校入試」では教科書に出てくる800程度の基本的な単語と、入試に必要な500程度の単語があって、その500の方で差がつくと言われています。
KOSHIN学院の卒業生達でも英語で高得点を取ってくるような生徒は
あれ? アタシこの単語書けるかな?
などと「ことあるごと」に覚え直ししています。人間は「一回覚えた」くらいではすぐに忘れてしまいます。
漢字もそうです! 特に男子は「なんでもかんでも平仮名」で書いてくる生徒が多いのですけどね、KOSHIN学院では「ことあるごと」に「漢字で書いてくるように」指導しています。
最初に書いた通り「単語を覚えられない最大の理由」は「面倒くさがってやらないこと」です。
しかーし!
それではいつまで経っても覚えられないし、国語も英語もできるようになんかなりません。
あれ? アタシこの単語書けるかな?
そう思ったら「その場ですぐに練習する習慣」を身につけることが大切です。
単語が書けない人が99点なんか取れるわけがありませんよね!
それでは今日はこの辺で! また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】