今日は公立小中学校の「終業式」でした。みなさん成績はいかがでしたか?
しかーし!
今日は少々困ったことが起こりました。地元中学校の「現中1(新中2)」の生徒達に、中学校から「大量の英語の宿題」が課されました。これは「かなりできる子」でも終わらないような量です。
しかーし!
文句も言っても始まりません。「新中2」の生徒達には塾でも考慮してあげるから「ちゃんと頑張ろう!」と言って励ましてあげました。
KOSHIN学院の生徒は「私が考慮するので」なんとかしますが、大手塾に通う生徒などは「塾のカリキュラム」で進むので「学校の宿題が終わらない」という深刻なことになってしまう可能性があります。
KOSHIN学院でも予定を大幅に変更せざるを得ないことに変わりはありません。中学の先生急に張り切ってどうしちゃたったんだろ? まあ先生のお考えも分からなくもないんですけどね。でもちょっと・・・。
- 中学生になったら参考書を買った方が良い?
- 買うならどんな参考書が良い?
中学生になったら参考書を買った方が良い?
参考書を買うこと自体は問題ないと思います。ただその参考書を「使いこなせるか否か」は問題です。
はっきり言っちゃおうかな!
「参考書を使いこなす」には「ある程度以上の学力が必要」です。
であれば参考書は必要です。そうなってくると恐らく「学年でTOP争い」できるくらいの学力が必要です。
しかーし!
実はKOSHIN学院にはたくさんの「参考書」が置いてあります。生徒達は自由にその参考書を使って良いことにしてあります。
ただーし!
ほとんどの生徒の場合「ただ参考書を渡しただけ」では、ただ眺めているだけになってしまいます。
私の方で「この参考書の、このページを見てごらん!」というように指示を出してあげないと、平均的な中学生には少し厳しいのが実情です。
しかーし!
「私の指示」をしばしば受けているうちに、生徒達は「自分で参考書で調べるコツ」を身につけてくれます。
ですから「使いこなせる」ならば、参考書はとてもよいものだといえます。
参考書を買うならどんなものが良い?
これはかなり個人差があるので一概にいうのは難しいですけど、今日は「公立中学校に通う、公立高校進学を目指す生徒」が選ぶべき参考書についてい書いてみます。
ここで多くの塾の先生が口を揃えるのは・・
ということです。
まず「教科書の内容をしっかり理解する」ことが大切です。そして教科書の内容を「もう少し詳しく知りたい」時に「参考書」を使います。
ちなみにKOSHIN学院では「寿司」ではありませんが、参考書も「松・竹・梅」といろいろ種類を取りそろえています。
- 梅:完全に教科書に準拠していて、教科書の理解を助ける参考書
- 竹:写真や図が多く、生徒達が視覚的に理解しやすい参考書
- 松:教科書には載っていないし学校の授業でも教えてくれないことまで調べられる参考書。
例えば「勉強が苦手」な生徒が「松レベル」の参考書を買っても、正直なところ宝の持ち腐れです。
しかーし!
これは「プロの私達」でもなかなか難しいことです。
もし購入されるなら、塾の先生や学校の先生に相談されてから購入された方が良いかもしれません。
私の場合ですと、保護者の方からの要望があれば「私の目で確かめて」参考書や辞書を選んであげます。
※繰り返しますが、参考書・辞書・問題集などは個人差が大きいですから。
数年前に「間もなく中学生になる生徒」の母親が、娘に良かれと思って参考書を大量に買ってこられたのですが、それが見事に全部「松レベル」の参考書や問題集ばかり・・・。
その生徒さんが「先生、この問題分からないから教えてください。」とその問題集を持ってきたのですが、それがなんと「最高水準問題集」なのです。その生徒さんは平均点レベルの子でしたから、そんな問題集は完全にミスマッチでした。
こんなことになったらモッタイナイですよね!
それでは今日はこの辺で。また来週お会いしましょう!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。