仕方のないことなのかもしれませんが、「勉強する以前のこと」ができていない中学生がいます。「そこまで私が面倒みなければいけないのか?」と思うことがよくあります。私は「学習塾の先生」であって、「しつけ係」でも「ベビーシッター」でもありません。
私は「お勉強を教える」のが仕事です!
- 挨拶もろくにできない。
- 人の話はうわの空。
- 塾に遊び気分で来ている。
挨拶もろくにできない。
塾に入ってくるときに、私が「こんにちは! いらっしゃい!」と声をかけても返事もせずに黙って教室に入ろうとする生徒がいます。
私はこうした行為には厳しく接しています。「もう一度やり直しね~!」って1度目は軽く言います。
しかーし!
何回注意しても直そうとしない子には、だんだん厳しく接していきます。
しかーし!
はっきり言っちゃおうかな!
挨拶をするように指導するのなんて「学習塾の仕事」じゃないと思いたいんですけどね。
でも「私が教えてあげれば」できるよう生徒がたくさんいるんです。
人の話はうわの空
ちょっと今日は愚痴めいてますね(笑)。
「愚痴」を言いたいのではなく「事実」をお伝えしたいだけなんです。
実は今日もそんな生徒がひとり。昨日「英語の勉強の仕方」を全員にレクチャーしたんですけどね。
なかには「私の話なんかうわの空」で、ちゃんとやり方も「紙に書いて」印刷して渡してあるのに、そんなの全く無視してテキトーに自己流で訳の分からないことをやってる生徒がいました。
もうかれこれ40年近く塾の仕事をしていますが、「いつの世も」こうした生徒はいなくなりません。
今から50年ほど前なんですけどね、「後に学習塾経営者」になった男の子がいたのですが、この子も先生の話なんかほとんどうわの空でした。その子に「今」会ったらひっぱだいてやりたいくらい!
※というわけで、今自分の顔をピシャリとやっておきました(笑)
塾に遊び気分で来ている!
本当は必要ないのかもしれないけど、私は時々生徒にジュースやお菓子などをあげる時があります。でもこれは・・・
肝心な勉強はチンタラダラダラやったり、いかも面倒くさいという表情で仕方なしにやっている子にジュースなんて「一滴」もあげたくありません。
しかーし!
ジュースだお菓子だという「楽しいときだけ」大騒ぎしながら参加してくる子がいるんですよ。
※子どもだから仕方ないのかもしれないけど・・
はっきり言うけど、私はそういう「人間」は好きではありません。あえて「生徒」ではなく「人間」と言います。
先ほども申しましたように、かれこれ40年近く塾の先生をしていますが「いつの世も」こうした生徒はいなくなりません。人間の性(さが)なのでしょうか。
こうした「しつけ」は元来「学習塾」の仕事ではありません!
でもやはり「せっかくKOSHIN学院に来てくれた」のです。「KOSHIN学院にいる間」は「私の子ども」だと思って接しています。
ですからやはり厳しい言葉をかけることもあります。
もっともそれを逆恨みして塾を途中で去って行った子もいましたけど。
いつも言ってるけど「辞めたら知らない」です。本当は知ってるけど「辞めたら私の子じゃありません」から。
いつも生徒達に「勉強に関しては私の教えを守って欲しい」と伝えています。
そうやって高校合格する最後まで頑張った子達は、一回りも二回りも大きな人間になってKOSHIN学院を卒業していきます。
いろいろ「できないことだらけ」の生徒だって、一生懸命頑張って通ってきて私に食らいついてくる限り私は絶対に見捨てません!
50年前に「人の話をうわの空で聞いていた男の子」は、その後出会った先生に一生懸命頑張って食らいついていったおかげで「高校」にも「大学」にも進むことができました。
それでは今日はこの辺で! また明日!