KOSHIN学院の地元の「神田中学校」「横内中学校」などでも、中学1年生はそろそろ「部活の仮入部」が始まりました。
小学生の時と環境が激変しますから、なかなか「今の生活」に馴染めない子もいます。体力的にも厳しいし、精神的にも厳しい時期です。にもかかわらず「学校」や「塾」は容赦なく生徒を鍛えようとします。
- クルマだって暖機運転が必要
- 夏休みくらいまで中1は要注意
- クルマに例えるなら軽自動車のエンジンで
クルマだって暖機運転が必要
クルマの運転をしたことがある方はお分かりいただけると思いますが、クルマのエンジンってある程度温まってくるまでは「エンジンの性能」をしっかりと発揮することができません。
エンジンをかけてすぐにアクセルを思いっきり踏み込んだらエンジンだけでなく、他のパーツもすぐにおかしくなってしまいます。
クルマにはいろいろな「オイル」が使われていますが、そのオイルも機能しません。タイヤだってある程度温まってくるまでは本来の性能を発揮できません。
プロ野球の選手だって「いきなり全力でプレー」なんかしたら大怪我してしまいます。入念に準備体操をしてから試合に臨みますよね。
なかには全く問題なく、いきなり全力プレーができる中1生もいます。
しかーし!
環境に適応するだけで精一杯という生徒もいます。
もちろんKOSHIN学院の生徒もにもいます。決して「やる気がない」わけではないけど、まだ「全力プレー」できるほどウォーミングアップができていないんです。
そんな生徒に「いきなり全力プレーをさせてようとしたら」、生徒は疲弊してしまい「やる気そのもの」を奪ってしまうことになりかねません。
こんな時に子どもの「体調管理」をしてあげられるのは、「お母さん!」あなたしかいません!
※もちろんお父さんもなんですけどね。
「学校だけでも」大変な時期ですから、「塾に通っている」中学1年生には「上手に休養させる」ことも大切です。
夏休みくらいまで中1は要注意
学習塾の「広告」を見ていると、
と生徒や保護者の不安をいたずらに煽って「生徒獲得」を目指す広告が多いんですけどね。
まあ「確かにその通り」ではあるのですが、ちょっと待って欲しいのです。
だって生徒達はまだ「中学生活」に身体が慣れてないんです!
だからせめて「夏休みくらいまで」は「ならし運転」をさせてあげて欲しいです。成績のことが心配な気持ちは分かりますが、「そんなに頑張れる子ばかり」ではありません。
最近のクルマはかなり性能がよくなりましたので、新車で買ってもそんなに「ならし運転」しなくてもエンジンは長持ちしますが、一昔前のエンジンは「必ずならし運転してください」って書いてありました。
ならし運転をちゃんとしたクルマは「長持ち」します。
クルマに例えるなら軽自動車のエンジンで
中学1年生をクルマに例えるなら「軽自動車のエンジン」(650cc以下)で、「大型車」を走らせているくらいの負荷がかかっていると考えてください。
中学生になると急に身体が大きくなります。外見は大きくなりますが「内蔵関係」は「後から」大きくなってくるんです。
軽自動車のエンジンで、大きなクルマを長時間動かしたら「エンジンが焼き付いて」しまいます。
では疲れてきたらどうすれば良いのでしょうか?
ハッキリ言います!
部活を休ませてください!
勉強ではそんなに体力は消耗しません。
しかーし!
これからの暑い炎天下で軽自動車のエンジンで大型車を動かし続けたらどうなるか?
はっきり言っちゃおうかな!
命の危険すらあります!
顧問がなんと言おうと断固として「大切な我が子」を休ませるべきです。なかには部活を休むと色々言ってくる教師もいるようですが、そんな時は「校長先生」に直談判すれば良いでしょう!
勉強しすぎて死んだなんていう話は聞いたことありませんが、今の異常気象の中での「行き過ぎた指導をする部活」は本当に命の危険を感じます。
レギュラーにさせないとか、試合に出さないとか脅してくる顧問もいますが、「命あっての物種」ですから。
最後にもう一度繰り返します!
あなたのお子さんのエンジンは、まだ全然温まってないし、まだ軽自動車のエンジンレベルなのです。
徐々に慣れさせて、楽しい中学生活を送ってください!
それでは今日はこの辺で! また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】