「うちの子成績が悪いんだけど、手っ取り早く成績をあげる方法ないかしら?」
そう思っている「お母さん」も少なくないのではないでしょうか。
じつは! あるんです!
塾なんかに通うより先に、まずお子さんの提出物をチェックしてください!
公立中学校の場合「提出物を期限内にしっかり出す」だけで、成績に「1」や「2」が付くことはなくなります。
宿題を自分ではやらない子の対処法
自分から進んで宿題をきちんとやる子ばかりなら、我々塾の先生の仕事もかなりらくになります。だって「勉強を教えてあげる」だけで良いのですから。
はっきり言っちゃおうかな!
きっと何人かのお母さんから反感を買うと思うんですけどね・・・
中学生くらいまでなら「宿題をチェックしない親の方が悪い!」って言っても過言じゃないんじゃないかなと思うのです。
こんなことを書いたら怒鳴られそうな気もするんですけどね・・
ということなんです。
ハッキリ言っちゃいます!
だって「毎日」家庭の中に入っていって、お子さんの鞄の中身をチェックするなんて塾の先生にできるわけないじゃないですか!
つまり「お母さん」「お父さん」が宿題を必ずチェックしてやらせるだけで「成績はあがる」のです。
塾の先生が教えてあげられるのは・・
とは言っても、ご両親が全ての問題をスラスラ教えるというのは難しいことですよね。
とは言っても「どんな塾」でも「学校の宿題」を教えてくれるわけではありません。大手塾などでは既に「カリキュラム」が決まっていて、あなたのお子さんの宿題を面倒みるのは不可能な塾もあります。
私が以前勤めていた塾では、とてもではありませんが「全員に宿題を教えてあげられる時間」はありませんでした。
もし現在成績が芳しくないのに、宿題も教えてくれないような塾に通っているならば考え直した方が良いと思います。
どんな塾でも良いわけじゃありません!
と強気なことを書いている私でも、「全くやる気がない子」の場合はどうにもなりません。
しかーし!
一生懸命やる気はあるんだけど、「何をどうしたら良いのか分からない」という生徒がいます。
成績が5段階評価で「3」くらいの生徒なら、ほぼ例外なくこんな状況です。
ハッキリ言っちゃおうかな・・
先ほども申しましたが「提出物」さえしっかり出していれば「3」が付くんです。
もっとはっきり言っちゃおうかな!
中学の数学の成績が「3」の生徒だったら、ほぼ例外なく「分数」「小数」の計算はできないと思ってください!
下手をすれば簡単な計算でも、いちいち「筆算」するレベルか、もしくは筆算してもできないのが「数学が3」の生徒の実情です。
それで偏差値が中間より上の高校に行きたいなんて、図々しいにもほどがあります。
※きつい言い方だけど事実です!
レベルが高そうな塾に通えば「うちの子もできるようになる」という考えは今すぐ捨ててください。
あなたのお子さんのを客観的にみて「我が子にはどんなところから指導してもらう必要があるのか」をしっかり把握してください。
そこを間違えると「塾の先生を養う要員」になってしまいかねません。
- まずお母さん・お父さんが提出物のチェックをしてあげる。
- 親の手に負えない問題を教えてくれるような塾を選ぶ。
- できれば塾の先生に分からない問題を報告して教えてもらう。
連休中に訪問させていただいた姫路にある「いわみ塾」の首藤先生は「授業が始まってから30分間は全員学校の宿題をやる時間」に当てているそうです。
なるほど~! そういうやり方もありだなぁ~! と考えさせられました。
KOSHIN学院でも「生徒によっては」そういう方法も検討してみようと思っています。
正直なところ「提出物を出せば3が付く」なんていうのは、どうなんだろうと思います。
しかーし!
これが現実です! 文句を言っても始まりません。
ですから「まず提出物」をしっかりやらせてあげてください!
それでは今日はこの辺で。また明日!