ちょっと神奈川県のローカルな話から入らせていただきます。 夏の高校野球ネタです。
本日は「松坂大輔」「筒香嘉智」の出身高校である横浜高校の試合がありました。
と言っても今日書きたいのは対戦相手の「星槎国際高校湘南」の方です。今日県予選の「準決勝」で惜しくも横浜高校に6対7で惜敗してしまいました。
しかーし!
この星槎国際高校湘南は「硬式野球」では、数年前まで全くの無名高校でした。
ところがギッチョンチョン
2015年に「土屋恵三郎」氏が監督に就任するとチーム状況が一変しました。
土屋監督をご存知ない方のために簡単なプロフィールをご紹介しますと
- 1971年:桐蔭学園高校の主将として甲子園初出場・初優勝
高校日本代表選手に選出 - 1974年:法政大学進学 江川氏とバッテリーを組み大学日本代表選手選出
- 1982年:桐蔭学園高校 監督就任 春5回 夏5回 甲子園出場へ導く2013年まで指導
- 2014年 星槎グループ スポーツ振興室長就任
- 2015年 星槎国際高校湘南 監督就任
ここまで書けば「ああ! あの人かぁ!」と思ってくださる方が増えますでしょうか。
要するに「すごい監督」なんです(笑)
その「無名の星槎国際」をわずか「3年」で神奈川大会準決勝進出にまで導いてしまったののです。しかもあの強豪「横浜商業」(Y高)を破っての進出ですからすごいと思います。
でもこの土屋恵三郎監督にも転機があったそうです。1990年の暮れも押し詰まった頃、元西武ライオンズの「高木大成」らが土屋監督に直談判にきたのだとか。
「監督! このままじゃ俺たち付いて行かれません!」(発言:高木大成)
この言葉が土屋監督の大転機だったと自信が述べています。それまでは「スパルタ」こそが選手を強くする方法だと思っていたけど、この高木の言葉で大きく考えが変わったそうです。
残念なことに「平成最後の夏」になっても、まだ部活にしてもクラブチームにしても学習塾にして「スパルタ」こそが生徒を鍛える唯一の方法と勘違いしている指導者が少なくありません。
なんでここまで丁寧に書いたかといえば、はい、もうお分かりいただけますよね!
指導者によって生徒の力量はぐーんと変わる!
そうなんです。「先生によって生徒はものすごく変わる!」んです。
同じ練習をするにしても「なぜこれが必要か!」と説明して、生徒に納得してもらうだけでも「ものスゴく差が付く」のです。
この炎天下で朝から晩まで厳しい練習を課すのは、もはや指導ではなく「パワハラ」です。
こういう指導者に限って「練習を休んだらレギュラーを外す!」とか「試合に出させない!」なんて言い出すんですよ。
こんな指導者に当たったら最悪ですからね!
その変な厳しさに洗脳されてしまいかねません。
もちろん私は「土屋監督」に直接指導していただいたことはありませんが、「土屋語録」を読むと「生徒に対する深い愛情」が伝わってきます。
太郎は分数の通分約分でつまずいているな! だからこの通分・約分の問題を少し練習して基礎をしっかり補強しような! そうすれば太郎はものスゴくできるようになるぞ~!
もし土屋監督が数学の先生だったら、こんな風に生徒に声をかけるんじゃないでしょうか。
あの土屋監督にそんな風に言われたら、さぞかし生徒は頑張っちゃうんだろうな♪
それでは今日はこの辺で! また明日!
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