塾生活も三十数年経ちました。KOSHIN学院作って間もなく26年目になります。
KOSHIN学院が出来たときには、現在通ってきてくれている生徒はもちろん、うちのバイトスタッフも生まれていませんでした。
理屈では言い表せない「ここだ!」というインスピレーションが働いて、ここ平塚市田村にKOSHIN学院を開業しました。
卒業生やその保護者の皆様のおかげで、今日も可愛い生徒達が一生懸命頑張ってくれています。
もちろん「全てのこと」が順調だったわけではありません。
なかでも一番「つらかったこと」と言えば、卒業生の死でした。
まだ「高校生」だった子が2人も他界してしまいました。何かしてあげられなかったのかと自分を呪い殺したくなったこともありました。
そんな時に古い友人で元学習塾経営者の方が・・
「瀬下さんが自殺なんかして、その卒業生さんたちが喜ぶとでも思いますか!」
と厳しく叱ってくださいました。
はっ! と我に返りました。
しかーし!
何度も死にたいほどつらかったことがありました。
- 生徒が途中で退塾してしまったとき。
- 生徒の親御さんを怒らせてしまったとき。
- 高校入試で不合格者を出してしまったとき。
死にたいほどつらかったけど、死ぬのが怖くて死ねませんでした。
そんな時に一番元気をくれたのは生徒の皆さん
今まで何度となく死にたいほど落ち込んだときがありました。でもそんな時にいつも元気をくれたのは生徒の皆さんでした。
不思議なもので、落ち込んでる時って「いつも以上に生徒が可愛い」のです。
生徒の皆さんに「夢中になって勉強を教えている時」が一番雑念を払えるんです。
どんなに悲しいときでも「生徒の皆さんの笑顔」を見ていると、「もう少し頑張ってみよう!」という気持ちが湧いてくるんです。
何十年もこの仕事をして来られたのは、「生徒の皆さんの笑顔」があったからだと心から感謝しています。
正直なことをいうと・・
今回の期末試験でも「全員が完璧に良い点数を取れた」わけではありません。なかには信じられないほど点数が悪かった子も出てしまいました。
可哀想にその生徒は「塾長に叱られる」と思って泣いているのです。
逆ですよ・・
今日その生徒に「こんな点数しか取らせてあげられなくてゴメンネ!」と詫びました。
その生徒と2人で「ボロボロと大粒の涙」をこぼしてしまいました。
そして「次回に向けての反省と課題」を一緒に考えました。
ありがたいことに、その生徒は帰るときにはすっかり笑顔になってくれていました。
こんな感動をいただけるのですから、ありがたい仕事をさせていただいているなと感じます。
すみません、この文章書いてたらまた涙が出てきてしまいました。
これからも、生徒の皆さんのお役に立てるように色々工夫して頑張っていきます!
そして数ある学習塾の中からKOSHIN学院を選んで来てくださって本当にありがとうございます!
皆さんに勉強を教える仕事をすることができて、本当に幸せです! ありがとうございます!
それでは今日はこの辺で! また明日!