先日ある生徒のお父様とお話しする機会がありました。
お父様は「私は学生のころ全く勉強出来なかったけど、今はこうしてなんとかやれています。」とおっしゃってました。
そこからいろいろ話が進んでいったのですが、ちょっとプライベートなことになるのでここで書くのはやめておきます。
勉強ができなくても死にはしない!
多分お父様は「勉強ができなくても、なんとかなる」(でもできれば高校に行って欲しい)ということをおっしゃりたかったのだと思います。
しかーし!
私は少し違うことを考えていました。
- 勉強ができないのなんて、私はプロだからなんとかしてあげられる!
- ただ交通事故など「生徒の命」を全て守ってあげるのは不可能だ!
ですから毎回授業の度に、生徒達には気をつけて通塾するように指導しています。
例えば!
本来なら「遅刻が多い生徒」には少し厳しく指導しなければならないのかもしれません。
もちろん「やんわりと」注意することはありますが、「遅刻」に関して厳しく叱ることはイタシマセン。
注意された生徒が後日「やばい遅刻だ! 塾長にこっぴどく叱られる!」と思ったとしましょう。
あわてて自転車に乗ってかっ飛ばしてきたらどうなるでしょう・・・。
あまりにも恐ろしいではありませんか。
実は今日の授業中、塾の前の交差点で普通自動車とバイクの接触事故がありました。
その10分くらい前に、生徒の皆さんに「どうしても遅れちゃうときは慌てなくて良いから気をつけて来てくださいね!」という話をしたばかりでした。
学習塾の先生がこんなことを言うのもどうかと思いますが・・・
- 勉強ができなくても死にはしない!
- 勉強はできないよりできた方が良いだけなの!
なかには昨日のような強烈な台風の中授業をしていた塾があったと耳にしました。
私は「正気か?」と思いました。
※昨夜卒業生が塾の近くの橋(神川橋)の上で撮影:台風24号
親が送り迎えすれば良いというものではありません。
- 「生徒の皆さんの安全を確保」
- 「塾の従業員の安全の確保」
基本中の基本もできない塾に、大切なお子様を預けでは絶対にいけません!
勉強はいくらでも面倒みてあげます。でもそれは「生きていればこそ」ですもんね!
最後に保護者の皆様にお願いがあります!
お子様が塾や学校に出かける前に、神経を逆なでするような言葉は絶対に言わないでいただきたいのです。
平常心で安全を確認しながら通学・通塾できるようにしてあげて欲しいのです。
お酒を飲んだ勢いで通塾前の子どもを叱り飛ばすなんて、自分の子どもを殺すようなものです。
それでは今日はこの辺で! また明日!