生徒の皆さんをみていると「あ~! もったいないなぁ!」と思うことがいくつかあります。
そのなかでも特にもったいないと思うのは・・・
あとちょっとで「この問題が終わるのに・・」ということなんです。
授業が終わって休憩時間になったとき、本当に出来る子って休み時間でもその問題と格闘してたりするんです。
しかーし!
休み時間は休み時間でしっかり休んだ方が良いと思います。
KOSHIN学院では「勉強する科目・内容」は基本的には生徒が自分で決めます。
※もちろんこちらでもCHECKはしています。
休憩時間前にやり残した問題を、休憩終了後「すぐにやる」なら良いのですが、とても中途半端なところでやめてしまい、別の科目の勉強をし始めちゃうんです。
だから次に塾に来た時には、その問題をスッカリ忘れていて「また最初から」やり直している子がいます。
もちろん注意してやらせてしまうのは簡単ですが、生徒によっては「もう本当にいっぱいいっぱいなので」今日はもうやりたくないという子もいます。
そういう生徒に無理強いしても、効果は薄いのかなと・・・
一番良いのは「生徒本人が、これができるまでやりたい!」という気持ちになってくれることなんですけどね。このタイミングがなかなか難しいのです。
出来る子ほど終わるまで科目を変えない傾向があります
先に断っておきますが、超勉強が出来ない子は「科目を変える」という概念すらないことが多いです。「あれをやって、次にこれをやる!」という具合に行動することが苦手です。
しかーし!
反対に「出来る子」って、単純に「出来ないのが気持ち悪い」んですよ。
出来ないのが気持ち悪いって思えるようになってきたら、必然的に学力もどんどんUPしていきます。
生徒がそんな気持ちになるように仕向けるのも「私の大きな仕事」のひとつです。
こうして文章で書くのは簡単なのですが、実際にやってみると「何年も」かかる生徒もいます。
「そんな気持ちになる」のが「いつなのか」分かれば苦労はしないのですが、世の中そんなに甘くないんですよ。
ただひとつ言えることは、KOSHIN学院を「卒業するまで」(最後まで)ちゃんと通った生徒は必ず「そんな気持ち」になってくれます。
※やはり入試の影響があるのだと思います。
だからあきらめられないんです!
「この子は無理だな・・」と私があきらめたら終わってしまいます。
だんだん意識が高まってくる時には、生徒から何かしらの「サイン」が出ています。
このサインに気付いてあげるのも「私の大きな仕事」のひとつです。
これもこうして文章で書くのは簡単ですが、気が遠くなるくらい大変な作業になってしまうこともあります。
でも! できるようになるんです! あきらめなければ!
何度も繰り返しますが、「教育は電子レンジでチーン!」というわけにはいきません。
「生徒がその気になる」ような指導を、毎日のように続けなければなりません。
生徒との信頼関係を築くところから始めるのです。
苦しくて大変な作業だからこそ「出来るようになった時」って本当に嬉しいです。
それでは今日はこの辺で! また明日♪