KOSHIN学院の地元の中学校では「前期後期の二期制」を敷いています。後期の中間試験が終わるとすぐにKOSHIN学院では「完全に入試対策モード」に入ります。
中3生に最初にやってもらうことは「入試の過去問」を解いて、その間違い直しをすることです。
よほどのTOPクラスの高校を除けば、これをしっかりやりさへすれば大丈夫!
と言い切っても過言ではありません。
もちろんそのことは「中3生全員」に伝えてあるのですが・・・
最初は過去問を一生懸命解こうとしていた生徒達ではありますが、入試の問題は「面倒くさくて難しい」のです。
1ヵ月近く経ってきて、最初の意気込みが薄れてきた生徒達も出てき始めました。
※これは想定内のことなので慌てませんが・・。
ふと見渡すと、この「難しくて面倒くさい問題」から逃れて、入試対策ワークの「易しい問題だけ」やっちゃってる子がチラホラ・・・。
気持ちは分かります。こんな難しくて面倒くさいはやりたくないですし、できれば避けて通りたいです。
しかーし!
それじゃ高校入試に合格することはできません!
そもそも「できないことを出来るようにする!」のが勉強ですから。
こんな時こそ私の出番!
いくら真面目な良い子達だといっても、そこはまだ中学生です。難しくて面倒くさいことから逃げたいという気持ちは分かります。
しかーし!
それじゃ入試で良い点数を取ることはできません。
そんな「逃げ腰な気持ち」を元に戻すのは『塾長である私の大きな仕事』です。
- もう一度過去問を解く意義を生徒の皆さんに伝える。
- 逃げたい気持ちをぐっと堪えて、もう一度立ち向かう必要性を説く。
- なんとしても年内のうちに過去問は全て完璧にしておくこと。
の大切さを生徒の皆さんに再確認してもらいました。
計算問題が全然出来なかったから、計算問題をワークで練習してできるようにするというののならば、計算問題をやる意義があります。
しかーし!
難しくて面倒くさい問題をやるのがイヤだから、なんとかできそうな計算問題をやるというのは間違っていますし、そんなんじゃ何の意味もありません。
※時期にもよりますが、年内はそれではもったいないということです。
この時期は入試にはどんな問題が出るかを知り、どうすればこういう問題ができるようになるかを知る時期です。
入試直前に、偏差値が中位以下の子が難しくて面倒くさい問題に手を出すのは愚の骨頂ですから。やるなら「今」しかないのです。
そこで私は・・
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 君達が今やってたことは、例えば2×3っていくつだというレベルの問題をやっているようなものなんだよ!。かけ算の九九を今の時期に何問解いたところで、入試の問題が解けるようになると思いますか?[/speech_bubble]
というお話しをしました。できる問題だけやっても、点数はあがりませんよね。
今年の中3生は「素直な良い子」が揃っているので、すぐに反省してまた入試の過去問に立ち向かい始めてくれました。
今度の土日を使って、中3生とは保護者面談を行います。そこで最終的な志望校を決め(志願変更をするかもですが)、その高校に合格するのに必要な点数を伝えます。
入試の過去問をしっかりやってあれば、自分が合格するのに必要な点数を取るために
- 絶対に解けなければいけない問題
- 解けたらラッキー程度の問題
- 決して触れてはいけない問題
が分かります。年内にそこまで勉強しておけば、年明けからは各自のテーマに沿って勉強すれば良いだけになります。
何をしたら良いかも分からないのに「頑張ります!」と口ばかりの子は不合格に確率はかなり高くなってしまいます。
くどいですが、だからこそ今の時期は「難しくて面倒くさい入試の過去問」にしっかりと立ち向かって欲しいのです。
しっかりやっておけば、その次の年の過去問を解くのが、もう少し早くできるようになりますし、間違い直しも上手にできるようになっていきます。
年内のうちに、そういう状態にしておけば、あとは模擬試験などで「何が分かってて、何が分かってないのか」を確認して、それに対する勉強をすれば良いのです。
ましてや「上位の高校」を目指すのであれば、今この瞬間だって時間が惜しいくらいです。
成績上位の子達は「血まなこ」になって勉強してますから。
ここまで言われても、ただ解説を問題に書き込んでるだけなんていう生徒を見つけたら、厳しく『喝!』をいれますからね!
※だって不合格になんか絶対にさせたくありませんから。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】