私が子どもの頃ずっと疑問に思っていたことがありました。
母親は私がテレビなど見ていると、すぐに怒り出し『自分の部屋に行って勉強しなさい!』と怒鳴るのでした。
そんなある日勇気を振り絞って、母に向かって『オトナは勉強しなくて良いの?』と聞いてみました。
案の定烈火のごとく怒りだして『オトナは一日中働いて疲れてるから良いの!』と訳の分からない理論を振りかざしてきました。
到底納得が出来る返事ではなかったけど、これ以上母親を怒らせるのは危険なので、すごすごと自分の部屋に戻り『勉強をしているフリ』をしていました。
※先日この話を母にしたら「私はそんなこと言ってない!」とまた怒られました(笑)
つまり・・・・
勉強しなさい! という言葉は全く無駄であるということなんです。
それならば親が子どもの傍にいて「あと何分でこれやってみよう!」「15分以内にこれを覚えよう」なとど具体的に指示を出せるのが一番良いのですが・・・・。
しかーし!
そこまでできるくらいなら『塾の先生』になった方が良いですよね♪
勉強させるときのとっておきの方法
私が尊敬するプロ家庭教師の「佐々木 恵 先生」が、こんなブログを書いていらっしゃいました。
『子どもを勉強させるとっておきの方法を教えます。本気の人だけ見てください 』
私は佐々木先生の理路整然とした文章が大好きで、いつも読ませてもらっています。私もこんなスゴイ文章が書けたらなぁと思うのですが・・・・。(む~り~・・・)
佐々木先生が仰るには、子どもに勉強させたいならば「勉強しなさい!」ではなくて「いっしょに勉強しよう!」こそがとっておきの方法だそうです。これは私も激しく同意です。
え? そんなこと言われても、子どもが勉強していることなんかさっぱり分かりませんですって?
まぁ、確かに全てスラスラ教えられるなら「塾の先生」になった方が良いかもしれませんよね(笑)
でも「あなたの子」がまだ小学生だったらどうでしょう?
小学生の時から「一緒に勉強する」のです。
実は私も時々生徒と『一緒に勉強する』ことがあります。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] よし! では先生と美紀ちゃん(仮称)で、どっちが早くこの問題を解けるか勝負してみようか![/speech_bubble]
但し「3分ハンディをあげよう」とか言って勝負するんです。この時に美紀ちゃんの得意な科目で勝負してあげると、すごく喜びます。
私にもプライドあるので、そう簡単に負けるわけにいきませんので、なかなかの真剣勝負になります。
しかーし!
私は「塾の先生」だからハンディをあげますが、お母さん達だったらハンディなしの『ガチバトル』でも面白いかもしれません。小学生の息子に負けるわけにはいきませんよね(笑)。
部屋にひとり閉じ込めて勉強しなさいと言われて出来る子は、ごく僅かしかいないと思います。
少なくとも私の母のように自分は御煎餅を食べながらテレビを見ていて、子どもには「勉強しろ」なんて言っても子どもだって人間ですから「はい! 分かりました!」なんて勉強始める子なんてほとんどいません。
子どもに勉強させたいならば、親もそれなりの覚悟をしないといけませんよね♪
それでは今日はこの辺で! また明日♪