昨日のブログでも書きましたが、志願変更前倍率が出ました。
さてそうなると「志願変更した方が良いですか」という質問をいただきます。
結論から言います!
- ある程度予想通りの倍率だったら志願変更はしない方が良い。
- 思ったよりもはるかに倍率が高い場合、ボーダーラインにいる生徒は志願変更を考えた方が良い。
志願変更は悪いことでも恥ずかしいことでもありません!
神奈川県教育委員会が定めたルールに基づいた正式な権利です。
情報を集めすぎると不安になるだけです!
KOSHIN学院には「入試に関する情報」はどんどん入ってきます。あまり大きな声では言えませんが、長年かけて築いてきた情報網がありますから。
しかーし!
それらの情報が「全て必要か?」と言われれば、答えは「NO!」です。
もちろん我々学習塾は「一般の方が知り得ない情報」もできるだけ持っていなければなりません。
しかーし!
今は情報化時代です。色々な人が色々な情報を発信しています。それが「信頼できる情報か否か」は別として・・・。
保護者の方の中には、我々が知り得ない情報まで仕入れていらっしゃる方もいます。
でもね!
その情報に振り回されて、頭の中が飽和状態になってしまっている方もいらっしゃいます。
実際にあった話では、ある母親の子が「大原高校」(現在は平塚中等教育学校)を受験するので、我が子が少しでも有利になるように「情報操作」をしていました。
※なぜ大原高校を例にしたかというと、当時平塚市では一番人気の学校だったからです。猫も杓子も「大原高校」を希望していた時代でした。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”mama.jpg” name=”情報操作ママ”]今年は大原高校を受験する人がすごく多いらしいわよ! 今年は大原高校はやめておいた方が良いわよ![/speech_bubble]
こんなことを言い触れ回ってる人がいました。
こんなことを言ってたのが6月頃の話です。この話を鵜呑みにしたうちの生徒のお母様が心配して私に相談に来られました。
私は一笑に付しました。6月の段階では「神奈川県教育委員会」はなんの調査もしていませんから。
実際その年の「大原高校」の倍率はほぼ平年並みでした。
その惑わされたお母様は「やっぱり塾長の言うとおりでしたね♪」と笑ってらっしゃいました。もちろんそのお母さんのお子さんは無事に大原高校に合格しました。
志望校を決めたなら腹をくくりましょう!
志願変更をしようがしまいが、やはり「合格発表」の日までは不安でたまらないと思います。
でも保護者の方があまりにも不安がってしまうと、それがお子さんに伝わってしまいます。不安になりすぎて勉強が手に付かない生徒も出てきてしまいます。
決めたら迷わない!
あとは合格に必要な点数を取れるようにバックアップしてあげるのみです。
そして最後にこの言葉を皆さんに贈りたいと思います。
悔いの残らない受験を!
志願変更するかしないか、いずれにしても「悔いの残らない選択」をして欲しいと思います。どうすることが一番悔いが残らないかという視点で考えてみてください。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。入試が終わるまでは金曜日もお休みさせていただきます。