塾の1つの使命に「※※高校合格」というのがあります。
純粋に「希望する高校」に合格するのは大変嬉しいことですし、生徒の皆さんや保護者の皆さんが喜んでくださるのも大変嬉しいんですけどね・・・。
なかには「自塾の進学率をUPさせるために」成績の良い生徒さんは「無料で指導」したりしているところもあります。早い話が生徒を「客寄せパンダ」くらいにしか見てないんでしょうね。
そんなことをしてまで合格者数を増やしておきながら、自分で自塾を「名門」とか言ってる塾長さんもいました。ちゃんちゃらおかしくて臍(へそ)で茶が沸きそうです。
うちは名門塾なんかじゃありません!
中学1年生の途中から、KOSHIN学院に通い始めてくれた子がいます。その生徒は・・・
- 自分から先生に質問するなんてできない
- 分からない問題はすぐにあきらめてしまう
- こちらから問いかけてもなかなか返事をしてくれない
正直なことを言うと、なかなか教えるのが大変な子でした。
でも私はすぐに「この生徒さんの素晴らしさ!」に気がつきました。
この生徒さんは「勉強の仕方」を知らないだけで、教えてあげると「やろうとしてくれる」のです。
しかーし!
この生徒さんの本当の素晴らしさは「どんなに疲れていても塾を休まない」ことです。
KOSHIN学院に来たばかりの頃は、いかにも疲れたという表情で「勉強なんかしたくないオーラ」を漂わせていました。
それでも「絶対に休まないで塾に来る」のです。
何度もこのブログでお話しさせていただいていますが・・
私は一生懸命頑張る生徒が大好きです!
休まないで塾に来るということは「本当はできるようになりたいんだ!」ということだと思います。
でも自分ではどうしようもない・・・・
私はそんな生徒さん達にこそKOSHIN学院に来てもらいたいと思っています。
もちろん「本当に疲れている日」や「本当に具合悪い日」は、お休みして体調・体力の回復をはかって欲しいですけど。
なぜ勉強が出来ないのか?
ほとんどの生徒の場合「なぜ勉強が出来ないのか?」と言われれば「勉強の仕方を知らないから」なのです。
もう少し分かりやすく書きます。
例えば「読解力がない」から、数学などの文章題もできないという生徒さん。
こうした子には2通りのパターンがあります。
- 文章は読めてるけど、いざ計算となるとつまずいてしまう。
- そもそも文章をちゃんと読めてないパターン。
どちらにも共通しているのが「正しく理解していない」ということです。
文章を読むときに「単に文字を追いかけているだけ」の生徒が実に多いのです。ただ文字を追いかけているだけで、「これはどういうことなのか?」「どうしてこんなことを言ってるのか?」なんて全くお構いなしなの。
そういう「基礎的なことを根気よく直してあげる」と、いつの間にか見違えるほどできるようになっている生徒がいます。
先ほどの中1の途中から来てくれた生徒さんは、まさにこのパターンでした。今回の試験では「本人も驚くほど」の良い点数を取ることができました。
※他人と比べててはなく、本人の過去と比べてです!
僕はこういう生徒さんが大好きなんです。「現在の成績が良いとか悪いとか」そんなことは関係ありません。
医者に例えるなら「症状」はみんな違います。でも医師はそれぞれの患者さんの病気を的確に診断し、それぞれの患者さんに適した処方をします。
でも病気を治すのは「本人」です。医者はその手助けをするに過ぎません。
※これ母が入院している病院の主治医の先生の受け売りです(笑)
「勉強」だって全く同じです。この生徒さんが塾を休まないで一生懸命頑張ったからこその高得点です。
私は生徒さんに限らず「一生懸命頑張ってる人」が大好きで、どうしても応援したくなっちゃうんです。
保護者の方だって「ええ?? そんなに苦しい思いをしてまで子育てしてらっしゃるの???」と思ってしまう方が多いんです。・・というよりKOSHIN学院に来てくれた生徒の保護者の皆様は、そんな方ばかりです。
だから私はそんな方達を全力で応援したくなっちゃうんです。
ね! KOSHIN学院は全然名門なんかじゃないでしょ? というよりも完全に「反対の方向」を向いているかもしれません。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】