果たして私のブログを地元の中学校の先生が読んでくださるか分かりませんが、保護者の皆様にもぜひ知っておいていただきたいことがあります。
一番地元の中学校では来週前期中間試験が行われます。
これにともなって中学校から試験範囲表が配られました。
これは文句でも苦情でもなくて「切実なお願い!」として聞いていただきたいのです。
試験前の課題が多すぎます!
試験前に勉強させたいという気持ちは分かります。そこは私も同じです。
しかーし!
例えば中学2年生に課せられた課題は次の通りです。
- 数学:ワーク25ページ
- 理科:ワーク22ページ
- 英語:ワーク27ページ
- 国語:ノートまとめ
- 社会:ノートまとめ
英語数学理科だけで、なんとワークを74ページも凡そ一週間でやらなければなりません。
仕方がないのでKOSHIN学院では、学校の課題を持ってきてやって良いよと伝えています。
しかーし!
お勉強が苦手な子達や平均点くらいの生徒に、数学のワーク1ページをちゃんとやらせようとするとのくらい時間がかかるかご存じでしょうか?
- 勉強遅れ気味の子だと数学の場合1ページやるのに2時間近くかかります。
- 平均点くらいの生徒でも「ちゃんと」やらせると1時間以上かかります。
英語や理科なども単元によっては1ページやるのに1時間以上かかることがあります。
仮に1ページ1時間ペースで課題をやったとしても
- 74ページなら74時間以上かかります!
- これをどうやって一週間でやるのでしょうか?
課題が多いことに文句を言っているのではありません。
そんなに何十ページもあるのなら普段から小分けにして出して欲しいのです。
はっきり言っちゃおうかな!
数学だけで50時間くらいかかってしまう生徒もいるのです。そしたら「他の科目」の勉強はいつやれば良いのでしょうか?
数年前までの先生は、ワークの課題はちゃんと「小分けにして」出してくれていました。ですからできないはずはありません。
そしてある程度できる子達だって、これほどの課題を課されれば「終わらせることが目標になってしまって、しっかり理解する」ところまで勉強出来る子はほんの一握りしかいなくなってしまいます。
学校の先生方には「宿題の出し方」を再考していただければと思います。
保護者の方も学校の先生のお話しする機会がありましたら、先生達に相談していただければと思います。
それでは今日はこの辺で! また明日♪