ある生徒にこんなことを言われたことがあります。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 塾長って、あたしみたいに「訳ありの子」が好きですよね♪[/speech_bubble]
そう言われてみると本当にそうかもしれないと思いました。
正確に言うと「困っている人を見ると放っておけない」のだと思います。
もっと言うと「頼りにされると意気に感じちゃう」のです。
その反対に「お前なんか嫌いだ!」という態度をされると、一気にどうでもよくなっちゃうのです。
働くというのはどういうことか?
KOSHIN学院を作る前の1年間、私は本当に暗黒時代を過ごしていました。
その1年間ずっと「働くというのはどういうことなのか?」「なんのために働くのか?」ということついてずっと考えていました。
- なにがしの作業をして会社から賃金をもらってくる?
- 生きるために必要な費用を稼いでくる?
僕の中ではどれもしっくりきませんでした。なんか違うのでした。
そもそも「会社からお給料をもらってくる」という考え自体が違っていると思ってました。
昔勤めていた塾では「お前たちの給料は生徒が払ってくれている」と教わってんですけどね。
それもなんか違うのでした。
いろいろ悩んで辿り着いた答えがこれです!
私にはこの答えが一番しっくりきました。
- 我が子がお勉強できなくて困っている
- 高校受験に向けて不安で困っている
そんなお母様方に代わって、私がお子様の勉強や受験の面倒をみてあげる。それが私の「仕事」だと思うようになったのでした。しかも「できるだけ安く」です。
この世の中に困っているお母様がいらっしゃる限り、私に提供できることでお役に立ちたいと思い続けてきました。
- なかなか自分から質問に行かれない生徒
- 勉強しろと言われても何をどうしたら良いか分からない生徒
- なかなか自宅では勉強に集中できない生徒
- 私が見守っているだけで、かなり集中して勉強出来る生徒
その他にもいろいろ悩みを抱えている生徒とお母様がいらっしゃいます。
そうした生徒さんやお母様に助けを求められると意気に感じちゃうんです。
正直なことを言えば、いったい何度塾を辞めようと思ったことか・・・。でもその度に「私を必要としてくれる生徒の皆さん」がいてくださったおかげで今日までやって来られましたし、まだまだ老け込み訳にもいきません。
とブログに書いていますが、本当にいろいろと次から次へと難問が降りかかってきます。
でもね!
やっぱり困っているお母様をなんとかしてあげたいのです。
もう、あの手この手です(笑)
今日は中3英語の教科書に出てくる「イルカと少年」という映画を、生徒の皆さんと一緒に観ました。
※参照:映画「イルカと少年」
そういえば昔はよく生徒達に教科書に出てくる物語の映画を見せてあげたりしてたんですけどね。せっかく教室にテレビモニターを付けたのに、映画を見せてあげる時間がなかなか取れませんでした。
夏休みに入ったばかりということで、こうした時間を設けるのも良いのかなと思いました。
「映画で観たことがある」物語であれば、教科書の内容を勉強するにしても随分違うんじゃないかなと思います。
授業が終わった後に、中2の生徒が「こんなすごい画面とすごい音で映画を見られて嬉しかった!」と言いに来てくれました。
これも「生徒に言われた言葉」で、すごく印象に残った言葉でした。
毎日映画を見せてあげるわけにもいきませんが、なんと申しましょうか「こうした余裕」も必要だと改めて感じた一日でした。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】