う~む。。多くのお母さんにとって「耳の痛い話し」ですよね。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
でも、これって「我々塾の先生にとっても耳が痛い話し」なのです。
色々なことを何十年も考えてきましたが、その大きな理由は「好奇心」ではないかと思います。
例えば、お母さんは最近本を読みましたか? 雑誌ではなくて小説でも随筆でも良いのですけど。実際にお母さんが子どものそばでそういうことをしていますか?
私の母の場合ですと「私は勉強したかったんだ! だけど親が行かしてくれなかった!」が口癖です。
私も幼い頃は「そうなんだ!」と思っていましたが、とんでもない間違いだと思うようになりました。
(別に母の悪口を言いたいわけじゃありません。母は生活のためにものすごく頑張ってくれましたから。)
先日「頭の良い生徒のお母さんの話し」をしました。
その時に「テレビの前に地球儀を置いてある」ということを書きました。
「これなんだろうね?」「それはどこにあるんだろう?」「その人達はどんなものを食べてるんだろう?」
私は授業中に「気候と食事の関係」について、よく生徒達に話します。
「なぜミカンは静岡や愛媛でたくさん採れるんだろう?」という具合です。
こうしてことあるごとに、生徒に疑問を投げかけます。
「そもそも愛媛とか静岡はどこにあるんだろう?」
「どんな地形のところで栽培しているんだろう?」
ミカンは「水分が多すぎると味が薄くなってしまい、少なすぎると育ちません。」
だから「日当たりが良くて、緩やかな台地の斜面の適度に水はけの良い場所」が栽培に適しています。なので牧ノ原台地のある静岡県や、温暖で山の多い愛媛県」などが適しているのです。
「サケの産卵」は、なぜわざわざ「川の上流」まで行って産卵するのでしょうか。北海道の方では「河口付近だと冬は水が凍結してしまい、卵が死んでしまう」ので「流れが急で水が凍りにくい上流」で産卵します。
そもそも「学問」って「これなんだろうね?」から始まっています。
幼い子どもでしたら「動物園や博物館」にも積極的に連れて行ってあげるのでも良いでしょう。中学生でも「図書館・本屋・美術館・博物館」などに行くのも良いでしょう。
これは何という花でしょう?(答えは一番下)
私は横浜の塾に勤めていた頃、生徒を「裁判所」に連れて行ったことがあります。社会の教科書にも「国会・内閣・裁判所」が出てきます。
「あ! それ見たことある!」「あ! あれだ!あれ!」
子ども達にはそうした機会を増やしてあげて欲しいと思います。
「親がスマホでゲームばかりしていて、子どもには勉強しろ!」では子どもの好奇心は育ちませんよね。
こうした「好奇心の種」はあちこちにあります。庭の花でも良いし、空を飛ぶ鳥でも良いし・・・。
そうしたものを「楽しむ家庭」になったら、楽しいですよね。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある好奇心を育てる学習塾です】
※答えは「ラベンダー」です。