まだ私が若かった『昭和という時代』に、水前寺清子さんの歌に
人のやれないことをやれ~♪
という歌詞がありました。
参照:「いっぽんどっこの唄」歌手:水前寺清子
昭和の頃は『根性だけなら誰にも負けない!』という考え方が重要視されていました。
しかーし!
平成時代の後半になると、この考え方は『パワハラ』の温床とも考えられるようになってきました。
私自身『やっすい給料』で『体力の限界のその上まで』働かされました。その挙げ句ゴミ以下の扱いで捨てられました。
私が子どもの頃には『巨人の星』というアニメが放映されてたんですけどね、
私達昭和30年代に生まれた子達には、もはや「アニメ」ではなく「人生の教科書」でした。
私も『大リーグボール』を投げる練習をいろいろしました(笑)。
しかーし!
令和になった現在、このような指導法は通用しません。それどころかパワハラで訴えられてしまいます。
- 昭和:人のやれないことをやれ(根性論)
- 現在:人のやらないことをやれ(方法論)
時代は「れ」から「ら」に動いたのです。
【人のやれないことをやれとは】
気合いと根性で厳しい練習に耐え抜いて、何が何でも人よりできるようになってやるんだという「根性」を中心とした考え方だと思います。
夜も寝ないで他人の何倍も働いて、死ぬ直前まで働いて働いてという考え方。巨人の星の中には「地獄の特訓」とかいう言葉が度々出てきました。
はっきり言っちゃおうかな!
『現在でも』部活の顧問などには、無茶な根性論で生徒を縛っている人がいます。もういい加減こんなことは辞めなければなりません。 戦後の復興という時期には『根性で耐え抜く』ことが大切だったけど・・・
【人のやらないことをやれ】
私は「塾の人間」ですので、学習塾の経営者を例にとって説明いたします。
塾の仕事の中で、私が一番嫌いなことのひとつに『校門配布』というのがあります。
はい! 小学校や中学校の校門の前に立って、塾のチラシを登校してくる生徒の皆さんに手渡しするアレです。
学校の先生には嫌われるし、登校してくる生徒達には怪訝(けげん)な顔で見られるし。酷い時には『不審者扱い』されている気分になることもあります。
だから『独立開業したばかりの塾経営者たち』も『校門配布』を嫌がります。
これがまさに『やれない』ではなくて『やらない』ということです。
他の塾がやらないからこそ、自分の塾にはチャンスがあると考えられるかどうかが勝負の分かれ目です。
独立開業したばかりで、生徒が集まらないと嘆いている塾経営者を見ると、さっさと辞めてサラリーマンに戻りなさいと言ってあげたいです。
※サラリーマンはそんなにあまいものではありませんが。
だってさ「自分の塾でしょ?」って言いたいよね。
校門配布でなぜ生徒の皆さんから不審な目で見られるのか考えてみれば、いくらでも攻略法なんか思い浮かぶでしょうに。
しかーし!
「校門配布」は所詮ゲリラ的な集客法ですから、『自塾の実力をきちんと認めていただけるような塾』にしていかなければ、いずれ閉鎖という憂き目にあうのは必定でしょう。
だからKOSHIN学院は校門配布などは一切イタシマセン!
でも潰れそうになったらゲリラ的にやるかもしれません(笑)
あっ、こんなこと書いちゃったらKOSHIN学院が校門配布をしたら「あの塾潰れそうなんだ」って思われちゃいますよねσ(^_^;)アセアセ…
これは勉強にも言えることです!
例えば平塚市だったら「平塚江南高校に行きたい」とか「藤沢西高校に行きたい」とか言う中3生は多くいます。
そもそも「平塚江南高校」に行きたいというくらいですから、『それなりに』は勉強しています。
でもね! 所詮『それなりに』なんです。疲れるとかなんだかんだ理由を付けて『やらない』んです。
私から見れば、まだ全然余裕ぶっこいちゃってる感じの中3生が多いんです。本当はもっとやれるはずなのに。
しかーし!
そんな子達が多いからこそチャンスなんです!
そんなやらない連中なんか軽く蹴散らして、もっと上のレベルに挑戦すれば良いだけ。
何をどうやったら良いか分からないというのなら、私に聞いてくれれば良いのです。
まぁこのくらいで良いんじゃない!?
と思うなら人気のある高校に行きたいなんて口が裂けても言うべきじゃありません。
勉強に限らず、世の中そんな風にできてると思うのです。
私自身だって「他の塾がやらないからこそ」、まだまだKOSHIN学院は必要だと思っているのですから。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】