中2の理科で湿度を求める問題があります。例えば子の問題です(当塾のワークより)
これは中2では『基本問題』なのですが、生徒達はまず『グラフ』を読み取れなくて躓きます。
図3のグラフより気温25℃の時の飽和水蒸気量は23g/m³と読み取ります。また露点が15℃ということは、実際に含まれている水蒸気量が13g/m³であることも読み取ります。
ですからこの時の湿度は
$$\frac{13}{23} ×100 = $$
で求めることができます・・・という説明をしてできる生徒は・・というと意外と少ないのです。
まず
$$\frac{13}{23} =13÷23$$
この13÷23の計算が出来ない子が多いのです。(中2でです)
こういう状態のまま中学生になってしまったのが最大の失敗です。
これが 134÷235 などと桁数が増えれば増えるほど正解率が下がってしまいます。
だから『小学校で習う計算』はしっかりできるようにしておかないと、中学生になって大変苦しむことになってしまうのです。
小学生のお父さんお母さん!
せめてこうした『基本中の基本』は、小学生のうちにしっかり身につけさせてあげていただきたいと思います。
それでは今日はこの辺で! また明日♪