「仕切り直し」(しきりなおし)という言葉があります。これは『相撲』の世界の言葉で、取り組みまで何回か塩を撒いたりするあの所作のことを『仕切り』と言います。『仕切り直し』とは、相撲の立ち会いのタイミングが合わなかったのを、もう一度やり直すことを表します。
例年なら4月から始まる学校ですが、2ヶ月遅れて6月から授業開始となりました。まさに『仕切り直し』です。
この『新たなるスタート』に向けて心配なのは『生徒の気持ちが切れてしまっている』のではないかということです。
3ヶ月も休んだのですから、気持ちを切らすなと言われても難しいですよね。そこでここでもう一度『新たなるスタート』を切りましょう。
やる子はやってた休校期間です!
KOSHIN学院では『緊急事態宣言』の間でも『保護者の許可』がある生徒については通塾を認めていました。
オンライン授業も行っていますが、やはり『通塾』して私の目の前で勉強するのにはかないません。
この『休校期間の3ヶ月』毎日何時間も塾で勉強した子と、ほとんど何もしないで過ごした生徒の差はかなり大きいです。
ただし『この遅れを取り戻そうとする気があるかどうか』は、これからの学生生活を送る上でもっと重要です。
はっきり言っちゃおうかな!
どんな世の中だって『やる気のない奴』なんか、何をやってもダメなんだよね。
いよいよ来週から学校が始まるのですから、ここでもう一度しっかり『褌(ふんどし)を締め直して』新たなるスタートを切りましょう。
一番気になるのは中学1年生!
中2・中3生は『中学校生活』をすでに経験していますから、中学生活のリズムを取り戻せれば問題ないでしょう。ここからまたしっかり頑張って下さい。
一番気になるのは『中学1年生』です。まだ『中学生活』を経験していませんから、まだ『本当の中学の大変さ』を経験していません。
3ヶ月の学校休校で身体はなまっているし、気持ちも緩んでいる生徒も多いのではないでしょうか。
まもなく『大変な中学生』がやってきます。ここでもう一度しっかり『気合いを入れ直して』頑張って欲しいと思います。
もう一度言いますよ!
中学生活ってかなり大変ですよ!
中間試験や期末試験もあれば部活もある。運動会や文化祭もある。試験だけだってすっごく大変なんだから、いい加減な気持ちで中学生になってしまったら本当に苦労しますからね。
ですから皆さん、ここでもう一度しっかり気持ちを入れ直して、しっかり頑張って下さい。
それでは今日はこの辺で! また明日♪