今日は公立中学校に通う生徒のための『英語の勉強方法』についてです。ちなみに『基本中の基本』です。もっとレベルの高い応用問題をしたい人でも、最低限これくらいのことはやってからにしてください。
用意する物
- 学校の英語の教科書
- 英語のノート
- 教科書の本文を発音してくれるCDなど
- 教科書準拠の英語ワーク
1:教科書で新出単語や分からない単語を全て調べる
初めてKOSHIN学院に来た生徒だと、『単語の意味』も調べないで『分かりません』とかいう生徒がいます。英語で何が分からないかと言われれば単語の意味です。まずしっかり調べてノートに書きましょう。
この時に『英単語』は『オレンジ色のボールペン』で書いておくと、あとで『赤い透明の下敷き』をかぶせると英語の部分だけが消えます。意味を調べる際についでに単語のテストまで作ってしまおうという考えです。
ちなみにKOSHIN学院では全塾生に「オレンジ色のボールペン」と「赤い下敷き」を無料で配布しています。
2:基本文をしっかり理解する
教科書の各ページには『基本例文』が載っています。例えばそれが『受動態』の文であるならば、受動態とはなんだろうとしっかり調べます。この際には『教科書』にもポイントが載っていますし、『教科書準拠の英語ワーク』にも載っているので、これでしっかり確認します。
それでもよく分からなければ『塾や学校の先生』に聞いても良いし、YouTubeなどで動画授業を見ても良いでしょう。
3:教科書の本文訳をする
ここまでできたら『教科書の本文』を『自分のチカラ』で訳してみてください。この時に気をつけるのは「教科書ガイド」などの訳をそのまま写したりしないこと。『あくまでの実力だけで訳してみる』ことが大切です。
だって『自分のチカラ』だけで訳してみなければ、どれが分かってて 、どれが分かってないかが分からないじゃん。
どうしても訳し方が分からない文章は塾の先生や学校の先生に質問してください。学校の授業を受ける前にこういうことをしておけば、学校の授業を受けるときに注意して聞くことができます。
※授業の進み方がすごく早い先生の授業なら、これは必ずやっておきましょう。
4:CDなどで教科書の本文や単語の発音を確認
『読めない単語や文章』は覚えられません。教科書のCDは本屋さんで買えます。
※来年度からは教科書のバーコードをスキャンすると聞けるようになるようです。
日本人の英語の発音とネイティブの発音はかなり違います。英語のリスニングテストに強くなりたかったらまずは教科書の本文をCDで何度も聴いてください。
5:単語を覚えてテストする
最初に単語の意味調べの時に作った単語のテストで、この時にしっかり覚えてテストをします。英語の試験では『単語が書けない』というのは致命傷になります。
6:教科書の本文を覚える
教科書の本文訳をやった時の『日本語訳』を見て、「英語で書けるように」しっかり覚えましょう。英語の試験では教科書の本文の穴埋め問題が出題されます。本文を覚えていなければこういう問題は絶対に解けません。
ここで大切なこと!
なぜこの1~6の作業をするのでしょうか? それは教科書の内容をしっかり理解するためです!これらの作業をせずにワークで問題を解こうとしても解けるはずがありません。
7:教科書準拠の英語ワークを解いてみる
なぜワークの問題を解くのか分かりますか?
それは教科書の内容がどれほどしっかり理解出来ているか、単語や本文をどれほど覚えているか確認するためです。
ワークを解いてみてまだよく出来なければ、もう一度繰り返してやってください。
普通の中学校の定期試験だったら、これだけやればかなり良い点数が取れます。
もっと上のレベルをやりたい子でも、まずはこうした基本がしっかりできていることが大切です。
KOSHIN学院ではこうした『勉強の仕方の基本』を徹底的に学んでいただきます。
実はこの『英語の勉強法』ですが、他の教科を勉強するときも『全く同じ』です。ですからまず英語をしっかりできるようにしましょう!
それでは今日はこの辺で! また明日♪