今日は『数学の勉強方法』についてです。数学ができない子にはある共通点があります。
- 例題を解いていない
- 例題を正しく理解していない
- 分かってないのに問題を解こうとする
- 答えが出てもどうしてそうなるのか確認しない
1:例題を解いていない生徒
問題が解けなくて悩んでいる生徒で一番多いのは『例題を解いていない』パターンです。とにかく先に進みたいのかなんだか分かりませんが、『例題を解かなければ』その後の類題を解けるはずがありません。
ほとんどの生徒は『1度注意すれば』ちゃんと例題を解いて、しっかり理解してから類題を解き始めるのですが、なかには『何度注意しても』例題を解かないで、分からないとじっと閉じこもっている子がいます。
あ・の・ね!
KOSHIN学院では『問題が分からない』というのは絶対に叱りませんが、分からないからボーッとして時間をやり過ごしている子はビシッと注意します。だって『お金も時間も無駄』だからです。
2:例題を正しく理解していない
次に多いのが『例題を正しく理解していない』パターンです。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] ちゃんと例題解いたの???[/speech_bubble]
と質問すると
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”waruo.jpg” name=”生徒”] 解いたよ![/speech_bubble]
って言うんですけどね。
実は解いたのではなくて、先生に叱られるからなんとなく眺めただけ。だから全く理解出来ていないんです。
※『眺めた』だけで、それを『解いたと思っちゃってる』んです。
非常に『幼稚』な考えです。こういう生徒を正しく導くのはなかなか大変です。
3:分かってないのに問題を解こうとする
『問題を解く』ということはどういうことなのかを分かっていないのです。とにかく早く終わらせることしか頭になくて、やってることが全ていい加減でテキトーに自己流でやってるの。
そんなんじゃ絶対にできるようにならないんだけど・・・注意されたその時はちゃんとやるんだけど、数分経つと元通りテキトーに自己流になっちゃうの。
こういう子をなんとかするのは、すっごく大変です。『分かるってどういうことなのか』を分からせてあげなければなりません。
私の場合ですと、こういう子には『一問ずつ丸付け』に来させます。分かってないのにテキトーに自己流で進めさせないためです。
4:答えが出てもどうしてそうなるのか確認しない
答えが出て、それが正解だったとします。そうするともう次の問題に進んじゃうのです。
- どうしてそういう答えになったのか?
- どうやって自分は解いたのか?
これを確認するかどうかが『成績の分かれ目』です! 成績の良い子は必ず『どうしてそうなるのか』『どうやって解いたのか』しっかり確認してから次の問題に進んでいます。
こういうことをしっかりやって、あとは問題量をこなすことです。
これって『勉強の基本中の基本』なんですけどね。出来てない子が多いのなんの・・。
だからKOSHIN学院では『新しく入塾してきた生徒』には、最初は『数学の勉強』をやってもらいます。
勉強の基本中の基本もできないまま、他の科目に進んでもできるようになんかなりませんから。
それでは今日はこの辺で! また明日♪