小学校と中学校の一番大きな違いの一つが『定期試験』(中間・期末試験)です。
たまにyahoo知恵袋を読んでいると、『明日試験なんですけど、どうしたらよいですか?』という内容の投稿を見かけます。
私はうちの生徒の皆さんに『試験勉強には3つの段階がある』とお話ししています。
- まずは試験範囲の勉強(ワークなど)を終わらせる。
- 次に苦手なところをしっかりやり直す段階
- 試験直前は難しい問題よりも、易しい問題をしっかりできるようにする。
この3つの段階です。
しかーし!
試験の点数が悪い子に共通するのは、そもそも「1番:試験範囲の勉強を終わらせる」ができていないということです。
試験範囲の勉強が終わらないのには様々な原因があります。
- そもそも試験範囲の勉強を終わらせなければいけないという気持ちがない。
- 勉強の仕方や段取りが悪く、結局最後まで終わらないまま試験を受ける。
- 学校や塾からの課題が多すぎてやり切れない。
このうち1番困るのは最初の『試験範囲の勉強を終わらせなければいけない』という意識がない子達です。
あ・の・ね!
そもそもそんなことで『試験で良い点数を取る』なんて99.99%あり得ないことです。
※元東京都知事の石原慎太郎さんは湘南高校在学中『学校の授業中は寝てた』けど試験は良い点数を取っていたそうですけど。
まあ石原慎太郎さんみたいなことは普通の人間にはできないことです。
やはりまず・・
絶対にできるようになってやるんだ!
という気持ちを持つことが何より大切です。生徒本人だけでなく『親も』です。親が勉強なんてどうでも良いと考えているようでは、今の時代の子ども達が勉強なんかするはずがありませんから。
明日試験ですけどどうしたらよいですか?
はっきり言っちゃおうかな!
『明日試験』なのにこんなことを言ってる段階で終わってます。
中学校の勉強はそんなに簡単ではありません。
更に来年度の中学教科書改訂では、各教科『学ぶ内容』が濃くなっています。先日このブログに書いた『英語』もそうなんですが、『理科』もすごく内容が濃くなった印象を受けます。
中学校でそこそこ良い点数を取りたいのであれば、やはりそれなりの準備をしなければなりません。
ですから『明日試験なのですがどうしたらよいですか?』なんて言ってる段階で終わっているのです。
厳しい言い方ですが『これが現実』です。
しかーし!
普段からちゃんと毎日勉強している子が『明日から試験なのですがどうしたらよいですか?』と言ってきたなら話は別です。
今までやってもできなかった問題が明日急に出来るようになるなんていうことはあり得ません。
その場合は『絶対にできなければいけない問題』をしっかりやり直すことです。
※これは「高校入試」でも同じことが言えます。
例えば数学なら『計算問題』。国語なら『漢字』。英語なら『英単語』などです。
このように『絶対にできなければいけない問題』をしっかり得点することも大切です。
※これらができるだけでも、どこか行かれる高校はありますから。
目標をしっかり決めること!
良くないのは『ただなんとなくダラダラ勉強する』ことです。まず自分なりにしっかり課目標を決めて、それに向かって課題を設定することです。
- 絶対今度の試験で80点以上取ってやる!
- 絶対※※高校に合格してやる!
など『自分の課題・テーマ』を決めて、それに向かって頑張ることです。これって単に『定期試験』とかだけの話ではなく、『人生そのもの』にも共通することです。
KOSHIN学院の地元の『平塚市立神田中学校』『平塚市立横内中学校』では7月28日・29日に前期中間試験が行われます。
それまでに『しっかりと準備をして』試験に臨んでください。
それでは今日はこの辺で。また来週お会いしましょう!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。
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