コロナ自粛で一番影響を受けた学年は?
と聞かれると、大方の人は『受験学年』である『中3・高3』と答えると思うのですが・・
私の立場(塾長)からすると『中1』だと即答します。
※もちろん全ての人が大きな災いを背負ってしまったのですが・・・。
普段からきちんと勉強出来る子は良いのですが、あまり勉強が好きではない子達には酷い状況になってしまったと思うのです。
中1生にとって一番大切なこととは・・
私は中学生を次のような意識で指導しています。
- 中1:勉強の仕方を身につける時期
- 中2:身につけた勉強法でしっかり学習する時期
- 中3:今までに身につけた勉強法でドンドン成績をあげ合格を目指す時期
中1というのは、『中学生として勉強していくための基本』を身につける時期です。
この時期に3ヶ月も学校が休みだった影響は計り知れないほど大きいと思っています。真面目な子でも『勉強の仕方』をしっかり身につけることができなかったのかなと・・。
しかーし!
『学校が休みだったこと』は今更言っても仕方ありません。中1に限ったことではありませんが、『よし! やるぞ!』『やるなくちゃ本当に不味いぞ!』と思った時がチャンスです。
他塾の広告を見ていると、なんか全員東大に合格できそうな感じのことを書いています。
しかーし!
東大だけが学校ではありません。『自分に合った学校』『自分が行きたい高校』に進学すれば良いのです。
しかーし!
『行きたい高校』というのは得てして『人気も高い』『倍率も高い』ということが多いのです。
そのためには『他の人よりも頑張らなくては』ならないのです。
しかーし!
そこで大切なのは『何をどのように頑張るか?』なんです。
まずは『しっかりとした勉強法』を身につけることが大切です。
ところがギッチョンチョン
特に『男の子』は精神的に幼いので、そこまで勉強しなければいけないことが理解出来ません。理解出来たとしても『面倒くさい』『かったるい』という気持ちの方が大きくなってしまいがちです。
こうした『精神的甘えの構造』も直さなければなりません。特に男の子は何だかんだ言って勉強をサボろうとしますから・・。
中には『1回注意すれば』すぐに修正して頑張り始める子もいますが、ほとんどの子の場合『何度も何度も』言い聞かせないといけな場合がほとんどです。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”mama.jpg” name=”母親”] 何回言えば分かるの!?[/speech_bubble]
と叱るお母様の多いと思います。
これに対する答えは統計上およそ平均で500回だそうです。
毎回塾に行くたびに言われたとしても、500回塾に通うのは何年もかかってしまいますね・・。それほど大変なことなのです。
この大変な『中1という時期』を、今からでもしっかり頑張って欲しいです。これを乗り越えないと次につながりません!
それでは今日はこの辺で! また明日♪