どうしてうちの子はこんなことも出来ないのだろか。
そんな悩みを持つお母さんは多いのではないでしょうか。実は私も生徒に対してそんな風に思っていたことがありました。
ただ今回自分で大きな病気をしてみて、その言葉をそっくりそのまま自分に向けてそう思うのです。
自分で出来ないことを考え始めると際限なくそれが広まってしまい鬱になりそうになります。
でも卒業生スタッフの子が『先生が生きて帰ってきてくれて嬉しいです。』と言ってくれました。
私も生きてまたみんなに会えて本当に嬉しいです。
確かに出来ないことはたくさんあるけれど、そのことを考えるより出来るようになったことに目を向けるべきなのでないでしょうか。
まだ元通りには遠いけれど、全く動かなかった右手を使いながら少しはパソコンを打てるようしなったし、今日の授業では右手で少し字を書くことができました。
出来ないことを考えると鬱になりそうですが、でも出来るようになったこともたくさんあります。
子どもを育てるときには、このように『できるようになったこと』にもっと目を向けてあげるべきだと改めてそう強く思うのです。
それでは今日はこの辺で!