『私が子どもに何か言うとすると、すぐに口喧嘩になってしまう』という悩みをお持ちのお母様も多いです。親が何かを言おうとすると・・・
- 分かってるようるさいな!
- 後でやるよ!
- うぜぇババー死ね!
なんて返答を返してくる子もいます。初めて子どもにこんなことを言われたお母さんは、スッゴク焦って取り乱してしまうこともあります。
子どもの立場からすれば『親だからって何でも一々命令してくるなよ!』と思うのでしょう。
あ・の・ね!
人間って基本的に命令されるのは好きじゃない生き物なんですよ。
このことを踏まえて発言しないと、すぐに口喧嘩になってしまうのです。何も親子に限らず夫婦や友人や会社の同僚などでも同じことが言えます。
こんな時私だったら生徒の皆さんに・・・
『ねぇ、みんなこれやってみないかい?』『これをすれば今よりずっと良くなると思うんだ♪』
と話しかけます。私は『塾長』ですから、私が『やれ!』と言えば生徒の皆さんはやるしかありません。
しかーし!
それで生徒の皆さんは納得してやるでしょうか?
生徒の皆さんは『一人の立派な人格を持った人間』です。何かをやってもらうにしても、ちゃんと納得いくように話してあげなければなりません。
『自分の子どもだ!』と思って発言するので吐く、『一人の立派な人格を持った人間』として話しかけてみてください。
私は塾長ですから
私は塾長ですから、場合によっては生徒を叱らなければならない時があります。しかも場合によっては強く叱らなければならないこともあります。
そんな時に私が心がけていることは
- 私の考えを正しく伝えること
- 生徒の気持ちや考えを聞いてあげること
生徒の皆さんは『人間』ですから当然感情もあります。その『感情』に響くように話してあげるようにしています。
間違っても・・・
- 親の言うことが聞けないのか!
- 先生の言ってることが聞けないのか!
というようにまるで軍隊のような叱り方をしてはいけません。それでは子どもの心には響きません。それでは、ただ子どもを脅迫しているだけです。
脅迫してやらせたところで、子どもは絶対に納得なんかしません。
もう一度繰り返します。
- 相手を子どもだと思って接するのではなく。
- 一人の立派な人格を持った人間として接する。
こうして言葉にするのは簡単ですが、実際にやってみると大変難しいことです。
しかーし!
これができて初めて『親』だの『先生』だのって言えるのだと思います。
それでは今日はこの辺で! また明後日お会いしましょう。
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