さて今日は昨日の中1に続いて『中2の数学の最初のつまずき』についてです。
中2も一番最初は『計算問題』です。中1と違うのは『多項式』がでてくることです。ここで『項と次数』という言葉がでてきて、これで軽くジャブを食らいます。
※参照:多項式とは?項・単項式・次数・係数などの意味や計算問題
ここで早くもかなりの生徒がやられてしまいます。
しかーし!
本当の試練はこの後!
まずは等式変形でやられる!
小学校では必ず『計算の結果が数字で出る』のですが、中学生になると答えが『数字』ではなく『文字』になったりします。
中学2年生が最初に苦しむのが『等式変形』という問題です。別にそんなに難しい問題ではないのですが、等式変形という概念がまだない中学2年生にはなかなか手強い問題となります。
これがなかなかできないんです。これも『等式変形という概念』がないからできないのですから、私の場合は『1問ずつ丸付け』に来てもらいます。
まだよく分からないうちに大量にやらせてしまうと、『全問間違い』で、ノートやワークが×だらけになってしまいます。
誰だって
- 1問だけ×が付くのと、
- 何十問も×が付くのとでは
受けるダメージが違います。まだ完全に成熟したわけではない中学生が、このダメージから立ち直るのは大変です。
ですから1問ずつ丸付けに来ながら、自然と頭に擦り込んでいくイメージが良いのです。
とどめは証明問題(◎-◎;)!!
中学2年生で初めて『証明』という概念が登場します。まずほとんどの生徒がこの問題を見て手が止まってしまいます。
こんな問題です。これもすごく難しい問題というわけではありませんが、『証明という概念』がない生徒達には、かなり手強い問題となります。
これもKOSHIN学院の生徒の皆さんは、徐々に頭に擦り込んでいく感覚でできるようになっていきます。
ひとつ大きな問題があります
ここで大きな問題は、生徒ひとりひとりに1問ずつ丁寧に指導しなければいけないということです。
ものすごく手がかかるんです。
ですから学校や大手塾のように大勢の生徒が集まる場所では、なかなかそこまで丁寧に面倒みてあげることが難しいのです。
しかーし!
手をかけてあげればほとんどの生徒が出来るようになるんです!
だからKOSHIN学院はいつまで経っても『大きな塾』にはなれないのです(・_・、) 💦
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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