かれこれ塾の先生を生業にして40年ほど経つ。しかしまぁ、なんで塾の先生になったんだろうと思うと、結構不思議なのです。
だって・・・
- 学生の頃は勉強が大嫌いだった
- 勉強は苦手だった
それなのに何故勉強を教える仕事を志したのだろうか。実際大学を卒業しても『塾』なんて全く考えたことなかったし。
そもそも『塾業界』と呼べるほど、塾業界は成熟してなかったし。だから希望すれば誰でも塾に入社出来る時代だったんだよね。
実際『ふ~ん、こんなんで塾の先生になれるんだ』というくらいにしか思ってなかったし。
学生時代に素晴らしい先生に出会った
やはり『素晴らしい先生方』との出会いがあったのが大きく影響しているのだと思う。
私のようなアホな生徒をここまでにしてくださった先生方には今でも感謝の気持ちしかありません。
あんなに勉強出来なかった私を、高校・大学と進学出来るまでにしてくださったのですから。
勉強だけではなくて、私はこんな人間だけど『ピアノ』を習ってたのでした。しかも『元華族』という家柄の先生で、大正時代に『ピアノ留学』でドイツに行ってたというすごい先生に教わってました。
普通なら私のような腕白なガキが巡り会えるような先生ではなかったのですが、どうしたことか私はその先生にとても可愛がっていただきました。
勉強にしても、ピアノにしても『出会った先生方の影響』をすごく強く受けていたのだと思います。
だからなんとなく塾業界に吸い込まれていったのだと思います。
何より生徒が好きだったから
そして何故40年も続けて来られたかと言えば一重に『生徒が可愛くて、好きでたまらなかった』からです。
この気持ちは40年経った今で変わらないなぁ♡
多分お母様方にはお分かり頂けると思いますが、『自分の子どものため』だったらなんでも出来ちゃうじゃないですか。
- どんなに眠くても朝早く起きてお弁当作ったり
- どんなに疲れていても子ども達に夕食を作ってあげたり
それと似たようなものです。
以前勤めていた塾では『朝5時に起きて』出勤し、帰りは『夜中の2時3時』という生活を何年もやってました。
独立開業してKOSHIN学院を作ってからも、若い頃はそんな感じで働いていました。
さすがに今ではそこまでは無理だけど、でもやっぱり生徒のこととなると夢中になっちゃうんだよね。
自分でも『そこまでやらなくても』と思わないでもないんだけど、でもやっぱり『生徒が可愛くて、大好きだから』頑張っちゃうの。
蝶々は空を飛んでるときが蝶々さ
カゴに入れたらただの虫なんだよ
っていう詩があるのですが、まさに私もそんな感じで・・
生徒がいてくれるから僕は先生をしていられる
生徒がいなかったら僕はただの汚いオヤジなの
また明日生徒に会えるのが楽しみです♪
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】