最近塾に入ってくれた小学生が一生懸命「わり算」の練習をしていました。急に勉強をたくさんすると、小学生の場合「脳みそがフリーズ」することがあります。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
私が「一番最初に教えた生徒」は、私の「いとこ」です。
当時はまだ小学校3年生でした。けっこうお勉強できる子だったのですが、2時間くらい徹底的に算数の問題をやらせているうちに「脳みそがフリーズ」してしまいました。
授業終了間近には「10-3はいくつ?」と聞いても、もう答えられないのです。
※いくらなんでもこんなのができない子ではありませんでした。
いとこも今でもそのことを覚えていて、「あれで算数は自信がついた!」と言っています。
またしても小学校の先生に喧嘩を売るようで申し訳ないのですが、小学校では「徹底的に勉強させる」ことは少ないのではないでしょうか。
だから「中1ギャップ」になっちゃうのだと思います。中学生になると急に勉強が難しくなりますが、それに対する「勉強の準備」ができていないのです。
頭って使えば使うほど良くなるのです!
今日来てくれた小学生は、とても真面目なお子さんで、一生懸命算数の問題に取り組んでいました。でもどうしても割り算が苦手なようで、割り算が出てくる度に一生懸命脳みそに汗をかかせていました。
今日は2時間勉強したのですが、最後は「私のいとこと同じ状態」になってしまいました。もう脳みそがクタクタでした。帰りに「靴を履く」のも忘れてしまうほどでした。
笑ってはいけません! 本当に彼は一生懸命頑張ったのですから!
とってもエラかったと思います。そうやって頭を使えば使うほど、頭は良くなるのですから。
私のいとこは、その後ずっと算数・数学は得意だったと言ってます。
しかーし!
事件はその時起こりました(>_<)
その小学生が、「1000÷250」で頭を抱えていたので、一緒に勉強していた中学2年生にも
「お~い! 1000÷250はいくつだぁ~?」
と聞いてみました。
暗算できる子が少なくて、すぐに筆算しようとする子がほとんど・・・しかも筆算ができない(>_<)。
いや・いや・いや・いや・・・
君達もうすぐ「高校入試を受ける」んですから・・・。。。
もちろん、あきらめないで指導してあげるけどさ・・・
だから小学生のうちに塾に来て欲しいよね
小学生に勉強教えるのって、中学生に勉強教える10倍くらいパワーが必要です。
※だからここ数年小学生は本格的に募集してなかったの
でも現在の中学生を見ていると、そんなこと言ってる場合ではないと思い直しました。
小学生のうちに、たくさん脳みそに汗をかかせておく必要があると痛感しました。
だって割り算できない子に、因数分解や展開・関数を教えるなんて至難の業ですもん。
※大変だけどあきらめませんけどね!
しかも「真面目なお子さん」が、普通の割り算ができないのですから。
でも「本当にできない」わけじゃないのです。
教えてあげればちゃんとできるのです!
だから早めに預けてもらえたら、こちらとしては嬉しいのですけど。
あ! でも「塾に入れたから安心!」なんて絶対に思っちゃいけませんよ!
特に小学生は「お母さんが一緒に勉強してあげる」(答えを教えてはいけません)ことが大切です。
※この件については別の機会に・・・
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、高校受験専門の学習塾です!】