え? 英語じゃあるまいし、国語の本文訳ってどういうことですか?
と思われた方。 安心してください。正常です(笑)
今晩は。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
さて「今日のタイトル」の「国語の本文訳」とはどういうことかと申しますと。
【例文】
われわれはこの島のこのあたり一帯の岡に内裏を造営し、この島を風光明媚な帝都としたい。<井伏鱒二・駅前旅館>
井伏鱒二さんは、あの有名な「山椒魚」を書いた方です。
さてこの文章の「本文訳」をしないと、中学生には分かりにくい文章です。
まず
・内裏とは:天皇の御所(住むところ)
・造営とは:作ること
・風光明媚:自然の眺め(ながめ)が清らかで美しいこと
と意味調べをしてもらいます。ところが国語が苦手な子は「辞書に書いてあることをノートに写してお仕舞い」なんですね。
敢えて御所に(ごしょ)、眺めに(ながめ)と書きましたが、この読み方や意味も分からずに写しているだけなんです。
こういう生徒は実は結構多いんです。
ですから私は「国語の本文訳」を大切にしています。
このように「具体的」に勉強方法を教えてあげると、生徒達は楽しそうにどんどん国語の勉強をしてくれます。
今日のテーマは「国語の本文訳」でした。 See you!