昭和の大横綱「大鵬」さんが土俵入りの際に付けていた化粧まわしには「心技体」という言葉が書かれていました。子どもの頃それを見て、なんて素敵な言葉なんだろうと思いました。
こんばんは! KOSHIN学院塾長の瀬下です。
「巨人・大鵬・玉子焼き」と言いますが、私が子どもの頃、まさにそうでした。野球は王・長嶋でしたし、相撲は大鵬でした。個人的には玉子焼きより「ゆで卵」が好きでしたけど(笑)
「心技体」が私の今年のテーマです。この3つが揃わないと生徒のみなさんに「夢」を与えてあげられないのかなと思うのです。
KOSHIN学院の生徒は、みんな私を信じて頑張ってくれています。私を頼りにしてくれているのです。頼りにしてくれている気持ちを裏切ってはいけません。
「なんだぁ・・塾長ったらエラソーなこと言ったって・・」
なんて絶対に思わせてはいけません。それは私にとって死ぬよりツライことです。
できれば生徒達の「大きな壁」でいることが理想です。
あれは中学2年生の時でした。私は生まれて初めて父親に相撲で勝ったのですけどね、それはものすごく嬉しかったのを覚えています。後に父から聞いたのですが、実は父もその時すごく嬉しかったのだそうです。
一度くらい相撲に勝ったくらいで、父を超えたとは言えませんが、しかしそれは「とても大きな事」でした。
我が塾の生徒達も「私を超えて」どんどん成長してくれたら嬉しいです。もちろんそう簡単に生徒に抜かれる訳にはいきませんが。
しかし時には「ああ、この子は数学の計算では私を超えたな」などと思うことがあります。私よりも円周率をたくさん覚えたでも良いですし、私より早く問題を解いたでも構いません。
「私という壁」が高ければ高いほど、生徒達が私を超えたときの感動は大きいでしょう。もちろんワザと負けたりなんかしません。大人げないかも知れませんが「全力」で戦います。それでなければ生徒の皆さんに「失礼」だと思うのです。
私の「心技体」が充実していなければ、簡単に生徒の皆さんに負けてしまいます。
冗談じゃありません! そうは問屋が卸しません。
今年も「全力」で生徒の皆さんと戦います。「全力で一生懸命」やらないと楽しくありません。
本当に生徒の皆さんに喜んでいただくために、私は今年の抱負を「心技体」としました。
さあ! どこからでもかかってきなさい!
まぁしかし、「体力」では若い子達に分があるかな? でもね! 「勉強の体力」ならまだまだ負けませんよ!
一生懸命全力で闘って、その上で私を踏み越えていく生徒が出てくるのを楽しみにしています! ってなんか年寄り臭いかな(笑)
でも私を超えないと前に進めませんよ!