これは、生徒達数名にカレーライスを作ってあげた時の話です。数名の男の子が食べようとしませんでした。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
私は彼らに「カレーライスは好きじゃないのか?」と尋ねました。
すると驚く返事が返ってきました。
「スプーンがないから食べられません。」
頭にくるやら情けないやら・・・悔しいから「お前たちは食べなくて良い!」と怒ってしまいました。
せめて「先生、スプーンどこにありますか? 俺取ってきます!」くらいのことは言って欲しかったのです。しかもその生徒は昨日や今日塾に来た子じゃなかったのですから。
塾の先生が、こんなことを言ってはおかしいのですが、「勉強はできなくても死にはしない」し、「勉強できなかった人でも、立派に働いている人」は大勢います。
しかーし!
挨拶ができなかったり、自分から積極的にお手伝いできない人に立派な人はいません。
「若さって素晴らしい!」という人がいます。私もそう思います。
それは「どんどん身体が動くから素晴らしい」のですし、「どんどん色々なことを吸収するから素晴らしい」のです。
「先生! 俺がやってあげますよ!」「俺にやらせてください!」
このような気持ちの良い若者に育って欲しいのです。
就職してからだって、「上司の指示があるまで動かない」ような社員は使い物になりません。
「あ! それ私にやらせてください!」って言える人が出世していくんだと思います。
実は私も若かった頃「俺にやらせてください!」って言えないでいました。ある時に上司に消極的な態度でいたことを、こっぴどく叱られました。
確かに私がいけませんでした。それじゃ生き残れないと思いました。
「勉強」だって同じことだと思います。
「やれ!」と言われるまでやらないようじゃ、できるようになんかなりません。
「やれ!」と言われる前に、もうどんどんやっちゃってる生徒は必ず伸びます。
そういう「やったるで! という気持ち」のある若者が大好きです。
で、なぜだかそういう気持ちが溢れているのは「女の子」の方が多いという・・・。
僕は「男の子にも頑張ってもらいたい」のですけど・・・。
そういう話を時々生徒にすることがあります。
すると「生徒の目がキラキラ輝いてくる」ことがあるのです。
そんな瞬間に「あ! この子達またひとつオトナになったな!」って思うのです。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒の目がキラキラ輝く学習塾です】