試験対策授業で、理科を教えていた時のできごとです。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
塾の仕事って何年やっても「え~っ?」と目を疑いたくなることがあります。
最近の理科の問題の傾向として、最初に実験の説明があり、しかも実験説明が複数個あって、その実験の内容を読み取った上で問題を解くのですが。
全く実験の内容も読まずに「先生!この問題分かりません!」という生徒がいました。
あまりにも分かっていないので、「この実験ってどんな実験だか分かってる?」と聞きました。
すると「これって読まないといけないんですか?」と言われてしまいました。
う~ん。。。。いやぁ~、あのぉ~。
一気に頭痛がしてきました。
生徒ひとりひとりを細かく見ていると、こうしたことはしばしば起こるんです。
特に高校入試問題では、この実験が結構複雑でして、実験の内容を読み取らないと話になりません。
今年の中3生にも、随分とこのことを指導してきました。
私の指示を守って一生懸命頑張るのですが、それでもなかなか思い通りに解けなくて、泣きそうな顔で頑張っています。
しかーし!
こうした問題も訓練していくと、ちゃんと解けるようになってきます。
※ただ途中であきらめてしまう生徒がいるのが残念。
あきらめかけてる子を、引きずり戻すのも塾の先生の大切なお仕事なんですけど、やはり「やる気のない生徒」はどうにもなりません。
確かに「はい!入試です! 難しい問題を解きなさい!」なんて急に言われてもできるものではありません。
KOSHIN学院の場合ですと、中学1年生の時から、こうした問題と取り組むときの気持ちの持って行き方を指導しています。
少しずつ慣れていくしかありません。
ですから「塾に入るなら早めに入ってきて欲しい」と思います。
どうにもならないほど追い込まれてから塾に来ても、ものすごく厳しい思いをしなければなりません。
教育って「電子レンジでチン」というほど簡単なものじゃありません。
無理なく頭にすり込んでいくような指導をするには、どうしても時間が必要です。
さあ! いよいよ入試直前・学年末試験直前です。
みなさん体調を崩さないように頑張ってください!
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、理科や数学で困っている中学生を助ける学習塾です!】